史上初! 米中などをリード!?「無人戦闘機」が近接での編隊飛行に成功 配備も近い? トルコ

トルコの防衛企業バイカルは2025年12月28日、2機の無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」による自律的な近接編隊飛行に成功したと発表しました。

無人機先進国のひとつであるトルコ

 トルコの防衛企業バイカルは2025年12月28日、2機の無人戦闘機「バイラクタル・クズルエルマ」による自律的な近接編隊飛行に成功したと発表しました。

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バイラクタル・クズルエルマ(画像:バイカル)

 この試験では、試作機である3号機と5号機を時間差で離陸させ、上空で編隊を組んで飛行する方式が採られました。有人機による補助は行われず、2機ともAIによる自律飛行状態のもと、自律戦闘パイロット・システムを用いてリアルタイムに機体の動きを調整しながら実施されました。

 今回の成功を受け、バイカルのハルク・バイラクタルCEOは「世界の航空史上初めて、2機の無人戦闘機が自律的に近接編隊飛行を行った」と発表しています。

 バイラクタルCEOの発言どおり、戦闘機サイズの無人機が自律飛行状態で近接飛行を公に実施した例は、アメリカや中国、ロシア、イランなど無人機の開発・製造を積極的に行っている他国にも見られず、今回が初の事例とみられます。

 クズルエルマはステルス性を備えたジェット推進の無人機で、報道によれば最大速度は約900km/hとされ、超音速機ではないものの高い機動性を有するとされています。将来的には空母運用や超音速飛行も視野に入れられています。

 11月に実施された飛行試験では、トルコ国産のAESAレーダー「MURAD」を用いて標的となるF-16をロックオンし、国産空対空ミサイル「ギョクドアン」による模擬発射で直撃判定を達成したとされています。

 バイカルは、クズルエルマを早ければ2026年中にもトルコ軍へ納入する可能性があるとしています。

【画像】対空ミサイルを積んで飛行するバイラクタル・クズルエルマ

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