東京「井の頭通り」の“中途半端な2車線区間”ついに解消! 「山手通り―環七」が全て4車線に
東京都第二建設事務所は2025年11月20日、4車線化を進めていた放射第23号線「井の頭通り」の世田谷区内約600mの区間について、11月19日に交通開放を行いました。
長らく車線が狭められていた区間が4車線化!
東京都第二建設事務所は2025年11月20日、4車線化を進めていた放射第23号線「井の頭通り」の世田谷区内約600mの区間について、11月19日に交通開放を行いました。
放射23号は表参道から代々木公園、代々木上原、永福町などを経て吉祥寺方面へ延びる幹線道路で、大部分は「井の頭通り」の愛称で知られます。
新たに4車線化されたのは世田谷区北沢四丁目の「北沢4-26遊び場」付近から同区大原一丁目の「大原一丁目西横断歩道」付近までです。この区間の事業化は1991年。拡幅地に高低差があったほか、用地確保にも時間を要し、34年を経ての開通となりました。
前後はすでに4車線化されており、この区間だけ中途半端に車線が狭められている状態が続いていました。これにより、井の頭通りは山手通りから環七通りまでの区間がすべて4車線になり、渋滞の解消が期待されます。
井の頭通りではさらに、環七通りから国道20号(甲州街道)のあいだに残る2車線区間の4車線化も進められています。京王線の代田橋駅付近を通るこの区間は、和田堀給水所の敷地に沿うカクカクとした線形を抜本的に改め、さらに京王線の高架化によりボトルネックとなっている踏切を解消する計画です。
第二建設事務所は、管内の「放射第23号線全区間の早期事業完成を目指していきます」としています。





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