JALから「新たな特別デザイン機」出現…なにをアピール? 機内も特別仕様に… 「かつての主力機」から継承
日本航空などは、旅客機で上空の温室効果ガスを観測するプロジェクトを、次世代機ボーイング787-9型機へ継承すると発表しました。
担当は787-9「JA868J」
JAL(日本航空)や気象庁気象研究所など5者は2025年12月3日、航空機による大気観測プロジェクト「CONTRAIL」で、新たにボーイング787-9による観測を12月4日から開始すると発表しました。
このプロジェクトは、JALの旅客機を使い、上空の温室効果ガスを観測するものです。これまで主力だったボーイング777の退役に伴い観測範囲が減少していましたが、次世代機への継承で観測体制が強化されます。
観測には、新たに開発したCO2濃度連続測定装置などを搭載したボーイング787-9「JA868J」が使用されます。この機体は特別塗装が施され、2025年度中にはさらに4機の改修が予定されています。
5者は、インドや赤道域での観測再開、中東での初めての観測も期待されるとしており、「引き続き気候変動メカニズム解明と地球環境保護に貢献してまいります」としています。





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