「えっ…その大きさで11時間飛ぶの!?」アメリカに“驚愕コンセプトの旅客機”が納入 「世界唯一の客室レイアウト」12月就航
アメリカン航空が、新型機「エアバスA321XLR」の運航を開始予定です。この機体は客室通路が1本の「単通路機」にも関わらず長距離フライトが可能なことが特徴です。どのような客室となっているのでしょうか。
「11時間飛べます」
アメリカン航空が2025年12月8日より、新型機「エアバスA321XLR」の運航を開始します。この機体は客室通路が1本の「単通路機」にも関わらず長距離フライトが可能なことが特徴です。どのような客室となっているのでしょうか。
A321XLRは、エアバスのベストセラー旅客機、A320ファミリーの最新派生型です。同機はA320胴体延長タイプ「A321neo」をベースとし、航続距離の延長が図られています。型番末尾の「XLR」は「エクストラ ロング レンジ(超長距離)」の略で、距離にして約8700km、11時間のフライトができる航続距離を強みとします。
アメリカン航空のA321XLRはビジネスクラスに相当するフラッグシップスイート、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス構成で、これはA321XLRとしては世界唯一の客室レイアウトとのことです。
フラッグシップスイートはプライバシードアつきのフルフラットシートで、より広い収納スペース、ワイヤレス充電パッドなどを備えます。プレミアムエコノミーは横2-2列でプライバシーを高めるウィングヘッドレストが設置され、フットレスト、ワイヤレス充電なども装備しています。エコノミーは横3-3列の配置で、個人モニターや複数の電源設備を備えているとしています。
A321XLRはまずニューヨーク発ロサンゼルス行きの便へ投入され、今後受領数を増やし、2026年前半に国際線を含む他の路線にも拡大する予定としています。





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