“クラス最速”で遠くまで飛べる!?「カテゴリーを再定義するビジネスジェット」G300初飛行

ガルフストリーム・エアロスペースは2025年12月5日、新型の「ガルフストリーム G300」が初飛行を達成したと発表しました。

ガルフストリーム G300が初飛行を成功

 ガルフストリーム・エアロスペースは2025年12月5日、新型「ガルフストリーム G300」が初飛行を達成したと発表しました。

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初飛行したG300初号機(画像:ガルフストリーム・エアロスペース)

 初号機のG300は現地時間12月5日午前8時5分、ベン・グリオン国際空港を離陸し、マッハ0.75の速度で3万フィート(約9144m)の高度を飛行、2時間25分の初飛行を行いました。

 G300は9月30日に発表された最新モデルで、ガルフストリームは「スーパーミッドサイズ機カテゴリーを再定義する存在になる」とアピールしています。同機は最高速度域でもクラス最高の航続距離を誇り、マッハ0.80で3600海里(約6667km)、マッハ0.84では3000海里(約5556km)の飛行が可能です。さらに、クリーンで後退角のついたガルフストリーム翼とハネウェル HTF7250G エンジンの組み合わせにより、優れた燃料効率も実現しています。

 マッハ0.84で3,000海里飛行できる航続距離は、日本からの出発でほとんどの東南アジア主要都市に無補給で到達可能なレベルです。航続距離自体は同クラスでより長い機体も存在しますが、高速巡航時でも航続距離が大きく落ちにくい点がG300の強みです。

 客室もスーパーミッドサイズ機の中で最大級で、最大10名が快適に過ごせます。10個の大型パノラミック・オーバルウィンドウから自然光が入り、明るく広々とした空間を演出しています。また、クラス最小のキャビン高度4,800フィート(1463m)を、4万1,000フィート(1万2497m)飛行時でも維持し、100%新鮮な空気、標準装備のプラズマ空気イオン化システム、極めて静かなキャビン環境を提供します。

 次世代技術として、G300のハーモニー・フライトデッキは、安全性を大幅に向上させる6つのタッチスクリーン、フェーズ・オブ・フライト・インテリジェンス、滑走路や地形を3Dで表示するシンセティックビジョン主飛行表示(SV-PFD)、およびガルフストリームの受賞歴ある予測着陸性能システムを搭載しています。

 なお、初飛行に先立ち、G300プログラムは2000時間以上の地上試験を完了しており、追加の試験機2機もすでに製造中です。

【画像】おお、快適そう! これが、新型ビジネスジェットの内装です

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