「こんなに安くていいの!?」 スズキ“コンパクトSUV”9年目の大改良モデルに衝撃!「古さはある。でもそれ以上に…!」至れり尽くせりなクロスビー

デビューから8年が経過したスズキのコンパクトSUV「クロスビー」が2025年10月に大幅改良されました。“フルモデルチェンジ級”とも言える進化を遂げた、新しいクロスビーをリポートします。

乗り味は「正直古い」 けど◎なポイントも!

 また、運転支援システムや快適装備もより充実しました。スズキ最新の予防安全技術が採用されたほか、ステアリングヒーターや急速充電対応のUSBソケット、スズキの国内モデルでは初の7インチメーターディスプレイなども装備されています。

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後席の快適性が魅力の新型「クロスビー」(西川昇吾撮影)

これだけの内容で、今回試乗した「HYBRID MZ」グレードの場合、233万5300円から(試乗車はオプション用品装着車であるため、合計で297万7282円)という価格設定なので、コストパフォーマンスの面でも満足感が高い1台だと言えるでしょう。

 実際に試乗してみると、乗り味には正直古さを感じるのも確かです。車内に入ってくる騒音に不満感はないものの、振動などは、より新しいプラットフォームのコンパクトSUVの方が少ないと感じます。また乗り心地に関しても、満足するほどシットリしているわけではありません。

 新しくなったパワートレインも、ターボエンジンに6速ATの組み合わせだった改良前と比べると、リニア感には欠けます。ただし、必要な時に充分なパワーやトルクは出ている印象なので、力不足という感触はありませんでした。

 しかし、新しいクロスビーにはイチオシなポイントもあります。それは後席の快適性の高さです。実際に後部座席に座っての走行テストも行いましたが、前席との会話も苦ではなく、さらにはリクライニングができるほか、テーブルも装備されているのです。この快適さはクラスを超えたレベルと言ってよく、「ホントに乗り出し250万円ほどから狙えるコンパクトSUVなのか?」と思うほどです。

 充実した装備、快適な後部座席、そしてコストパフォーマンスの高さが魅力の新しいクロスビー。みんなで乗って、楽しくドライブしている情景が自然と目に浮かぶモデルです。何より、よりキュートで愛くるしくなったデザインが気に入ったのであれば、金額以上の満足感の高いカーライフを送れる1台だと思います。

【ホントにこの価格帯で!?】これが新「クロスビー」です(写真で見る)

Writer:

1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体、ファッション誌などで、新車情報からカスタムかー、旧車、カーライフお役立ちネタまでクルマに関して幅広く執筆。自身でのレース活動も行っている。

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