「バスタ新宿」周辺の渋滞対策、2016年内から着手 明治通りへの左折レーンを20m延伸

2016年4月に誕生した交通ターミナル「バスタ新宿」。その周辺で発生している渋滞を緩和するため、2016年内から対策が講じられます。

バス運行経路を見直し、左折レーンを改良

 国土交通省は2016年12月22日(木)、交通ターミナル「バスタ新宿」周辺の渋滞対策について、2016年内から順次着手すると発表しました。

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「バスタ新宿」周辺の概要。国道20号で新宿四丁目交差点を左折しようとする車列が渋滞の大きな要因に。赤線は駐停車禁止ゾーン(画像出典:国土交通省)。

 渋滞の要因について、国土交通省は、「バスタ新宿」前を通る国道20号(甲州街道)から新宿四丁目交差点を左折して明治通りに入ろうとする車列や、駐停車禁止帯(レッドゾーン)でのタクシー乗降、商業施設の荷さばき車両などを挙げており、以下の「速効対策」を2016年内から実施するといいます。

●「バスタ新宿」を利用する高速バスの運行経路の見直し
「バスタ新宿」を出て新宿四丁目交差点を左折し、明治通りを北上する高速バスが多く、交差点の渋滞に影響を及ぼしていることから、運行経路の見直しを行います。

●国道20号東行きの新宿四丁目交差点左折レーン延伸
 横断歩行者待ちや明治通りの渋滞などで、新宿四丁目交差点において左折渋滞が発生することから、国道20号東行きの左折レーン延長を現状45mから65mに延伸します。

●警察と連携した乗降対策の強化
 国道20号の駐停車禁止区間で駐停車する車両は、休日で1日約830台に上り、そのうちタクシーが約4割を占めていることから、タクシー協会などに協力を要請。警視庁とも連携し、駐停車禁止区間の周知徹底や「バスタ新宿」内タクシー乗降所への誘導案内の充実を図ります。

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1件のコメント

  1. 施設(箱モノ)さえ作れば良し!とするアホなお役所仕事。