「こ、これが“日本で最も古い駅舎”か…」ガチで古かった! “JRの大幹線よりも歴史あるローカル線”に!?
「日本最古の駅舎」と呼ばれるものは、どれくらい古いのでしょうか。
すんごく古かった「亀崎駅」
日本の鉄道には築100年を超えるような古い駅舎が各地に存在しますが、「日本最古」と呼ばれるものは、どれくらい古いのでしょうか。その駅舎は愛知県にあります。
「日本最古の駅舎」とされるのは、知多半島を南北に貫くJR武豊線(大府-武豊)の亀崎駅(半田市)です。武豊線は「愛知県最古の鉄道」でもあります。それもそのはず、武豊線は現在のJR東海道本線の建設にあたって、陸揚げされた資材を運搬するために敷設された路線だからです。
武豊線が開業したのは1886(明治19)年3月ですから、今年で140年です。そして、亀崎駅はこの開業当初からの駅舎とされています。
そのひとつの“根拠”とされているのが、駅舎に貼られたJR東海の「建築資産標」のプレートです。開業2か月前の「M19年1月」と表記されています。もっとも、この資産標が140年前の駅舎であることを保証しているとは言えず、「日本最古」には異論もあります。ただ、明治の10年代に遡る駅自体が、日本でも数少ないことは間違いありません。
亀崎駅舎はいかにもローカル線の木造駅舎という感じの平屋建て。屋根の妻面に掲げられたJR東海のロゴを配した駅名標も妻面の木材と同色で、かすれた文字が古さを演出しています。正面で庇部分を支える3本の柱が、意外なほど華奢なのも素朴な印象を受けました。
駅は小高い丘を削った掘割の中にあり、駅舎内に掲げられた明治時代の写真と比較すると、周囲は当時の面影が残っているように感じられます。現在は駅舎から跨線橋を通じて島式ホームにたどり着くスタイルですが、跨線橋は新しいものです。
ちなみに2つ隣の半田駅も同様のスタイルで、こちらの跨線橋は日本最古の跨線橋ともされていましたが、2030年度の完成予定で高架化工事が進められており、古い跨線橋はすでに撤去されています。
※一部修正しました(1/9)





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