羽田空港、赤ちゃん連れもストレスフリーに? ラッシュ時こそ知っておきたい便利施設

「年末年始=空港が大混雑」は現代の常識。日本の空港で利用者がもっとも多い羽田空港では、特に小さな子ども連れにとって大変な時期を迎えます。帰省ラッシュ時でもストレスを小さくおさえるヒントをまとめてみました。

出発前も「到着ロビー」が便利?

 子ども連れの利用者にとって、もっとも便利な羽田空港の施設は、第1旅客ターミナル1階“到着ロビー”中央付近にある2か所の「多目的レストルーム」でしょう。

 出発前には気づきにくい到着ロビー階にありますが、1度は立ち寄ってみる価値がある最新の施設です。なぜなら、ここには乳幼児を連れた利用者に欠かせない設備が整っているからです。

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羽田空港第一旅客ターミナルの多目的レストルーム外観(写真出典:日本空港ビルディング)。

 広々としたスペースの一角にはオムツ交換台が3台並び、プライベートを守る鍵付き扉の授乳スペースが2室、その隣には、ミルクを作るための浄水給湯器や離乳食を温められる電子レンジまで設置されています。

 通常の授乳室は狭くて殺風景なことが多いのに対し、このレストルームの壁には飛行機が飛んでいるイラストが描かれ、黄緑や黄色、ブルーなどのポップな色が使われています。

 さらに、幼児用の小さなサイズのキッズトイレとして、男児用と洋式の2種類が並び、自分でトイレができるようになった子どもたちにもきっと嬉しい設備でしょう。

 ちなみにこの多目的レストルームは、着替えができるフィッティングルーム(男女両方)や、女性用にお化粧直しができるパウダーコーナー、補助犬(盲導犬、聴導犬、介助犬)専用トイレなども備え、まさに「多目的」です。

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