実は整備してなかった!「架空車検」で老舗工場が“逮捕” 不正車両は走っていいの? 背景に“事業承継の闇”
創業50年超の自動車整備工場が、いわゆる「ペーパー車検」で逮捕されました。老舗の工場で何があったのでしょうか。車検を受けた人は救済されるのでしょうか。
ペーパー車検ってなんだ?
愛知県警交通捜査課と一宮署は、自動車整備業のいわゆる「ペーパー車検」の疑いで、愛知県一宮市の「にむら自動車株式会社」社長・川崎貴彦容疑者(49)と同所で自動車検査員の資格を持つ「Wander Factory」の社長・梅田豊容疑者(43)、無職の男(25)の3人を2026年1月13日に逮捕しました。
ペーパー車検とは、車両を整備工場に持ち込むことなく、必要な整備や点検を省略して、車検を継続する不正行為です。2025年9月~10月にかけて車両6台について、ペーパー車検を行ったことが虚偽有印公文書作成と行使、道路運送車両法違反などに問われています。
この容疑を含めて、警察が捜査対象とする「にむら自動車」の車検継続申請件数は、2025年1~9月で1700件にも及びます。
同社は指定整備工場に指定され、運輸局に車両を持ち込むことなく、国に代わって保安基準適合性検査を完了することが可能です。不正が強く疑われたきっかけは、取り扱った車検の継続申請の急増でした。その前年、2024年は1年間で300台の申請しかありませんでした。





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