「世界で最も先進的な歩兵戦闘車」さらに生産数拡大へ ウクライナに続きイタリアも納入
レオナルド・ラインメタル・ミリタリー・ビークルズ(LRMV)は2026年1月27日、イタリア陸軍多機能試験センター向けのKF-41「リンクス」歩兵戦闘車を引き渡ししたと発表しました。
ハンガリー・ウクライナに続く納入車両
ラインメタルとレオナルドの合弁会社である、レオナルド・ラインメタル・ミリタリー・ビークルズ(LRMV)は2026年1月27日、イタリア陸軍多機能試験センター(Ce.Poli.Spe)向けのKF-41「リンクス」歩兵戦闘車を引き渡したと発表しました。
今回の引き渡しは4両で、初回の納入となります。
リンクスは、ラインメタルが2018年に発表した最新の歩兵戦闘車です。母国であるドイツ連邦軍での配備は現時点ではありませんが、ハンガリー陸軍では2020年10月から運用され、ウクライナでも、採用の前段階として少量のリンクスが提供されています。
また、アメリカ陸軍もM2「ブラッドレー」歩兵戦闘車の後継車両の選択肢のひとつとして、導入を検討しています。
世界で最も先進的な歩兵戦闘車のひとつとされており、最高時速は70km/h以上で、砲塔の主武装は30mm機関砲または35mm機関砲を選択可能です。乗員は3名で、ほかに最大8名の兵員を輸送できます。
また、電子機器やソフトウェアを後から自由に追加・交換しやすい設計となっており、将来の技術や任務プロファイルに対して卓越した拡張性を備えています。さらに、最適化された重量設計、高効率な駆動システム、そして最先端の防護技術により、高い機動性と最大限の安全性を両立しています。
納入された車両は、イタリア軍でラインメタル製のLance 30mm砲塔から、レオナルド製のHitfist 30mm砲塔に置き換えられる予定です。レオナルドのCEO兼ゼネラルマネージャーであるロベルト・チンゴラーニ氏は「新型装甲車両の納入開始は、イタリア陸軍とともに進めている本プログラムにおける重要な節目です。レオナルドとラインメタルの国際的な連携は、国家防衛の強化、そして堅牢で統合され競争力のある欧州産業基盤の発展において、引き続き重要な基準点となります」と述べています。
これからこの4両は、多機能試験センターで試験・技術評価・運用適合性などの試験を受け、承認を受ければ本格的な生産と配備が始まります。





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