「ファースト涙目のビジネス」備えた驚愕の新・ANA機、今後増える? 「世界トップクラス」の仕様…トップに聞く今後の方針とは
2026年8月、ANAが「ファーストクラス顔負け」のビジネスクラスなどを備えた「ボーイング787-9長距離国際線仕様機」を受領します。この新仕様は将来、どのように展開するのでしょうか。同グループのトップが答えました。
「世界トップクラスの広さ?」
ANA(全日空)は2026年8月をめどに、全クラスで新たな客室仕様を採用した長距離国際線向け「ボーイング787-9」を受領する予定です。ANAでは2026年現在、現行仕様の座席を備えたボーイング787シリーズの国際線仕様機を多数運航していますが、今後は客室仕様が大きく進化することになります。この新仕様は将来、どのように展開するのでしょうか。それについてANAホールディングスの芝田浩二社長が、2026年1月30日に開かれた記者会見で回答しています。
今後導入される787-9の新仕様機は、現行機と比べると“革新”といえるほど大きな変更が盛り込まれた座席仕様となります。なかでも最大の注目ポイントが、構想から7年以上を要したという新たなビジネスクラスシート「THE Room FX」です。ANAの中型機向けビジネスクラスが本格的に刷新されるのは、約10年ぶりになるといいます。
「THE Room FX」は、座席の横配置が1-2-1列で、すべての座席から通路へ直接出られるレイアウトを採用したフルフラットシートです。2019年からボーイング777-300ERの長距離国際線仕様機に搭載されているビジネスクラス「The Room」の思想やデザインを、客室サイズがひと回り小さい787向けに最適化したものになります。ANAは「787のビジネスクラスシートでありながら、『The Room』と変わらないシームレスな顧客体験を提供し、中型機の同クラスシートとしては世界トップクラスになる」としています。
もともとの「The Room」は、前向き座席と後ろ向き座席を交互に配置することで、1席あたりの占有面積を拡大しているのが特徴です。背もたれの横幅が一般的なビジネスクラス2席分に相当するほど広く、「ファーストクラス顔負け」と評されることもあるビジネスクラスとして高い評価を受けています。
「THE Room FX」では、シートの横幅は最大約105cm、前後方向の長さは約194cmとなります。従来より横幅がさらに広がったことで、「座る」というよりも「くつろぐ」感覚に近いソファ型の設計が採用されています。あらかじめ背もたれを倒したプリリクライニング方式とし、レッグレストを水平にすることでソファからベッドへと変化する仕組みです。
機能面も進化しており、従来より大型化された24インチHDモニターのほか、USB Type-C、ワイヤレス充電設備、Bluetoothオーディオ接続などが備わります。
プレミアムエコノミーおよびエコノミークラスにも最新仕様の座席が搭載されます。





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