これが「ひかり」なの!? 16両のうち1両が“異世界”になった列車が運行される 車内アナウンスも一味違う!

日本の大動脈である東海道新幹線で、16両編成のうち1両を「戦国浪漫号」とした珍しい「ひかり」が走りました。

最後尾の16号車だけ「戦国時代」に

 日本の大動脈である東海道新幹線で、16両編成のうち1両を「戦国浪漫号」とした珍しい「ひかり」が2026年2月1日(日)に運行されました。

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東海道新幹線(画像:写真AC)

 この取組みは、戦国時代の史跡が多い滋賀県の観光キャンペーン「戦国ディスカバリー滋賀・びわ湖」の一環として実施され、抽選で選ばれた約20人の一般参加者が乗車しました。主催は滋賀県と、県の観光振興を担う団体「びわこビジターズビューロー」です。

 車内イベントの実施にあたっては、新幹線車両を1両単位で借りることが可能なJR東海の「貸切車両パッケージ」を活用しています。武将隊「信長隊安土衆」や、ゲスト講師として滋賀県立大学の中井均氏が乗り込んで車内を盛り上げるという企画でした。

 今回、「戦国浪漫号」となったのは、東京駅を11時33分に発車し、米原駅に13時47分に到着する「ひかり641号」の最後尾16号車です。団体臨時列車ではなく、あくまでも定期列車のため、16号車以外は通常の「ひかり」と同様です。

 東京駅のホームに入線してきたのは、JR西日本に所属するN700系5000番台のK3編成。16号車に入ると、通路に赤い絨毯が敷かれており、特別感が演出されていました。また、座席のヘッドカバーも特製のもので、鎧を身に着けた西川貴教さんが描かれた観光キャンペーンのキービジュアルになっていました。

 イベント関係者と報道関係者は東京駅から乗り込み、一般参加者は品川駅から乗車。品川駅に到着した際には、通路に武将隊がズラリと並び、一般参加者を出迎えました。16号車は通常の車内放送は入らず、織田信長の妹である「お市の方」を再現したオリジナルのアナウンスに変更。新横浜駅は「武蔵の国の駅」という形で、各停車駅が旧国名で言い換えられていました。

 車内では、東京・日本橋の滋賀県アンテナショップにある「近江牛もりしま 寛閑観ここ滋賀」が手がけた、近江牛の特製弁当が配られたのも嬉しいポイントです。小田原城や駿府城、掛川城、清州城の近くを通りかかった際は、城郭に詳しいゲスト講師の中井氏が解説を行い、参加者は熱心に耳を傾けていました。また、クイズ大会や武将隊が身に着けていた兜の貸出しもあり、歴史好きにはたまらない列車となりました。

 米原駅到着後、参加者は貸切バスで長浜城歴史博物館と、2月1日に開館した「豊臣兄弟!北近江長浜 大河ドラマ館」を見学し、米原駅で解散となりました。

【画像】1両だけ異世界!これが「戦国浪漫号」の車内です

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