「鉄道廃止」から5年、高速さらに延伸へ! 「日高道」9.1kmが2月開通 日本一の“競走馬の里”つらぬく
北海道で「日高道」が2月に延伸開通します。
日高道が「新冠」まで延伸
国土交通省 室蘭開発建設部は2026年2月13日、日高自動車道の「日高厚賀IC~新冠(にいかっぷ)IC」9.1kmが28日(土)に開通すると発表しました。
日高道は、苫小牧市から浦河町に至る計画延長約120kmの高規格道路です。これまでに道央道の苫小牧東IC(起点)から日高厚賀ICまでの59.9kmが開通しています。今回はそこから延伸し、次の静内ICまでの事業名「厚賀静内道路(16.2km)が部分開通する形となります。
周辺一帯は全国の競走馬生産頭数の約8割を占める「日本一の馬産地」で、既存開通部でも牧場を通過しており、馬の姿が見られます。並行する国道235号には信号交差点の連続する市街地が点在するため、「競走馬輸送時における輸送熱の発症リスク」があるのだとか。ノンストップで走れる日高道の整備で解消が期待されています。また、農産物の苫小牧港や新千歳空港から道外への安定的な出荷にも寄与するとのこと。
また、この区間では2021年に廃止された旧JR日高本線が最も海側を、並行する高台を国道235号が走っていますが、国道も苫小牧市~浦河町間の約7割が津波浸水想定区域になっているといいます。日高道は国道よりもさらに高い丘陵地を通り、深い谷を高架橋でまたいで津波浸水区間を回避しています。
今回の新冠ICまでの開通で、苫小牧市~新ひだか町間の所要時間は現状1時間26分から7分短縮の1時間19分(夏期)に。全て一般道だった頃と比べると31分の短縮になるそうです(同)。
なお、日高道は起点の苫小牧東ICから次の沼ノ端西ICまでがNEXCO東日本の管轄で有料ですが、それ以外は通行無料です。その無料区間も含め、厚真ICまでの約20kmはほぼ4車線と高規格になっています。そこから先は、今回の開通区間も含めて暫定2車線です。





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