城崎・出石がより近く 北近畿豊岡道、3月延伸
北近畿豊岡道が2017年3月に延伸。これにより、大阪市役所から城崎温泉までの所要時間は現行より10分ほど短い約165分になる見込みです。
暫定2車線で整備
国土交通省近畿地方整備局は2017年1月23日(月)、北近畿豊岡道の八鹿氷ノ山IC~日高神鍋高原IC間9.7kmが3月25日(土)に開通すると発表しました。
北近畿豊岡道は舞鶴若狭道の春日IC/JCT(兵庫県丹波市)と豊岡市を結ぶ自動車専用道路。現在は、春日IC/JCTから和田山IC/JCT(同・朝来市)で兵庫県内を南北に走る播但連絡道路と接続し、八鹿氷ノ山IC(同・養父市)までが開通済みです。
今回開通するのは「八鹿日高道路」と呼ばれる八鹿氷ノ山IC~日高神鍋高原IC間。延長区間は暫定2車線で整備され、日高神鍋高原ICでは国道482号に接続します。通行は無料です。
北近畿豊岡道の延伸により、外湯めぐりが有名な城崎温泉(兵庫県豊岡市)や「但馬(たじま)の小京都」として知られる出石(同)などへのアクセスが向上。国土交通省近畿地方整備局によると、大阪市役所から城崎温泉までの所要時間は現在より10分ほど短い約165分になるとのこと。これにより観光の振興や救急搬送環境の向上、企業立地の促進が期待されるとしています。
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