スマホ撮影とは違うのだよ! プロ御用達の本格的シネマカメラが個人でも買える? 「CP+ 2026」で見た新製品
「CP+ 2026」では、映画撮影などプロフェッショナルな映像製作に対応できる高品質なビデオカメラが出展されています。お披露目された多くの新製品のうち、ソニーの「FX2」とニコンの「ZR」を紹介します。
個人でも手軽に本格的な映像が撮れる
ソニーの「FX2」は映像製作にフォーカスした「シネマライン」ブランドの最新カメラです。フルフレームセンサーによる7Kオーバーサンプリングからの4K映像収録によって、圧倒的な解像感と階調を両立させています。加えて、ミラーレス一眼のようなコンパクトなボディーに、AIプロセッシングや高精度AF機能が実装されているため、個人での手軽な撮影スタイルを実現しています。
また、シネマカメラのフラッグシップであり、映画撮影で主力機として使われているVENICE/VENICE 2とカラーサイエンス(S-Cinetone/S-Log3)が共通のため、シネマ映像製作におけるワークフローを個人や小規模プロダクションでも行えます。
ニコンの新作シネマカメラ「ZR」の注目ポイントは、2023年に同社が子会社化したアメリカのシネマカメラメーカー「レッド・デジタル・シネマカメラ・カンパニー」の技術や設計思想を取り込んだ、初めてのニコン製品であることです。
K RAW(12bit)動画をカメラ内部で記録可能となり、映画撮影では定番となっているレッド社のR3D(RED RAW)形式での撮影に加え、カラーグレーディングなども製作ワークフローで行えます。
先述の通り、最近は映像撮影機能付きカメラの普及によって、誰でも映像が撮れるようになりましたが、同時に映像を写真のように作品として作り込むクリエイターや個人も増えてきています。そんなクリエイター欲求を満たすカメラとして、このような個人レベルでも運用できるシネマカメラは、もっと注目されるかもしれません。
Writer: 布留川 司(ルポライター・カメラマン)
雑誌編集者を経て現在はフリーのライター・カメラマンとして活躍。最近のおもな活動は国内外の軍事関係で、海外軍事系イベントや国内の自衛隊を精力的に取材。雑誌への記事寄稿やDVDでドキュメンタリー映像作品を発表している。 公式:https://twitter.com/wolfwork_info





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