お金払って撮りに来たのにガッカリ… 撮り鉄を悩ます「光」のトラブル 綺麗に撮るコツってあるの?

車両基地内で有料の撮影会が行われる機会が増えています。ところが、ある撮影会では「逆光」により、車両を綺麗に撮影できない事態が発生しました。何があったのでしょうか。

有料撮影会のメリット

 鉄道会社が主催する有料撮影会では、普段は立ち入ることのできない基地などで車両を撮影することができ、また三脚の使用が許可されるなど、比較的良い条件であるのがメリットです。障害物が少ない状態で、車両を綺麗に撮影することが期待できます。

Large 20250308 01

拡大画像

車両基地の一般公開の例。車両に太陽光が当たった順光の状態(2018年11月、柴田東吾撮影)

 ところが、ある有料撮影会では条件が悪く、目当ての車両が綺麗に撮影できない事態が発生しました。「逆光」が原因だったのですが、なぜこのようなことが起きたのでしょうか。

 そもそも営業運転を行っている列車では、走行している状態か、駅に停車している短い時間のなかで撮影することになります。また、車両を綺麗に撮影できる場所も、意外と限られています。「撮り鉄」と呼ばれる、鉄道撮影を趣味とする人達が特定の場所に固まっているのはそのためです。

 商品のカタログや、人物であればタレントやモデルを撮影するように、鉄道車両を綺麗に撮影するのは意外と難しいもの。その点、有料撮影会は決まった日時に足を運ぶ必要がありますが、一瞬で列車が去ってしまう状況とは違って、参加者どうしで譲り合いながら、じっくりと時間をかけて撮影できるメリットがあります。

え… これが「逆光」状態の鉄道写真です

最新記事

コメント