ホンダの新型「クロスオーバーSUV」発表! 車名は「4年ぶり3度目の“復活”」その名は重いのか? インサイト

ホンダが4代目となる新型「インサイト」を初公開しました。日本では4年ぶりの復活ですが、新型はこれまでのハイブリッドカーからBEVへと転身を図りました。どういった事情があるのでしょうか。

3度目の復活は「3000台限定」です

 2026年3月5日、ホンダは4代目となる新型「インサイト」を初公開しました。日本では4年ぶりの復活ですが、新型はこれまでのハイブリッドカーからBEV(バッテリー式電気自動車)へと転身を図りました。どういった事情があるのでしょうか。

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3000台限定で販売される新型「インサイト」(画像:ホンダ)

 1999年に登場した初代インサイトは、ホンダが最先端の環境技術が注ぎ込んで作ったハイブリッドカーでした。ボディは後輪をスパッツで覆った2人乗りのクーペタイプで、空気抵抗は極限まで削減されています。また外板などには初代「NSX」と同様のアルミニウム合金を使用するなど、徹底した軽量化にも挑戦。燃費は当時の量産ガソリン車で世界最高の35km/L(10・15モード値)をマークしました。

 初代インサイトは2006年に生産を終了したものの、2009年には5人乗りの5ドアハッチバック車となった2代目インサイトがデビュー。今度は価格の安さにこだわった、現実的なエコカーとして大々的にアピールしました。しかし、ライバルであったトヨタ「プリウス」(2代目、3台目)には販売面で及ばす、2代目は2014年に販売終了。2018年には4ドアセダンとなった3代目インサイトが発売されましたが、販売は伸びず、2022年にラインナップから姿を消しています。

 1代ごとに復活と消滅を繰り返してきた「インサイト」の車名は、今回クロスオーバーSUVタイプのBEVモデルの車名として3度目の復活を果たします。ベースとなったのは、中国市場で合弁会社の「東風ホンダ」が販売している「e:NS2」というモデルであり、日本向けのホンダ車としては初となるアロマディフューザー機能を採用するなど、中国の現地ニーズを色濃く反映したモデルのようです。

 一方、ホンダは来年2027年に新型BEV「0(ゼロ)」シリーズの発売を控えています。0シリーズは新設計・新世代のBEVとして開発されているモデルであり、「サルーン」「SUV」「α(アルファ)」の3タイプが用意されます。

 こうしたなか中国から投入される新型インサイトは、いわば0シリーズ登場までの“つなぎ”の役割を担う見込みで、販売は3000台限定と発表されています。

 ちなみに中国には、もうひとつのホンダの合弁会社である「広汽ホンダ」があります。同社のラインナップには、e:NS2とデザイン違いの兄弟車「e:NP2」も設定されています。

【こっちも売ってほしい!?】これが新型インサイトと「デザイン違いの兄弟車」です(写真で見る)

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