東京の地下に「熊本踏襲」の「くまモン電車」走る 残りわずかの車両を使用 2月24日まで

東京メトロ銀座線に2017年1月、「くまモンラッピング電車」が登場。「熊本を踏襲」しているのが大きなポイントです。また、ラッピングに使用された車両は残りわずかで、まもなく銀座線では見納めになります。

遠く離れた熊本と東京で、同様の電車が

 東京メトロが2017年1月1日(日・祝)から、熊本県の営業部長「くまモン」のラッピング電車を運行しています。2016年4月に発生した熊本地震からの復興を応援することが目的で、走行区間は銀座線(浅草~渋谷)です。

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東京メトロ銀座線の銀座駅へ進入してきた01系「くまモンラッピング電車」(2017年2月2日、恵 知仁撮影)。

 この「くまモンラッピング電車」は、似た車両が熊本にも走っているのがポイントのひとつ。

 現在、東京メトロ銀座線を長いあいだ走行してきた「01系」という電車が、熊本電鉄で「01形」として“第二の人生”を送っており、くまモンのラッピングが施されています。この、熊本を走っている01形のラッピングデザインを踏襲して今回、東京メトロ銀座線の01系電車へくまモンのラッピングが行われました。

 熊本電鉄は2両編成、銀座線は6両編成であるため、デザインが踏襲されているのは先頭と最後部の車両だけですが、遠く離れた熊本と東京でデザインが同様の、しかも車種まで同じラッピング電車が走っているのです。

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