品川駅前 国道の上に大規模広場を整備 街への移動がスムーズに
国土交通省と東京都が品川駅西口広場の整備方針を発表。国道15号の上空に大規模な歩行者空間が計画されています。
バスやタクシーのりばを集約
国土交通省と東京都は2017年2月3日(金)、品川駅(東京都港区)西口広場の整備方針を発表しました。
駅のすぐ西側には国道15号(第一京浜)が通っており、これが駅前の空間不足や歩行者とクルマの輻輳(ふくそう)などといった課題を生む原因になっています。
今回発表された方針は、これらの課題を踏まえ、駅周辺の限られた空間を有効活用するため、道路上空を活用し、大規模な広場を整備するというものです。完成すれば、歩行者とクルマの交通が分離され、歩行者は国道の横断歩道を渡ることなく、2階部分を歩いて街へとスムーズに移動できるようになります。分散しているバスやタクシーのりばも集約される計画です。
2027年のリニア中央新幹線開業を見据え、今後、官民連携で計画の具体化が図られます。
【了】
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