高速道路から「道の駅」立ち寄り可能に 一時退出の特例試行実施へ

高速道路をいったん降りてIC近くの「道の駅」を利用し高速道路に戻っても料金を通しで計算する試行が行われます。

全国3か所で試行

 国土交通省は2017年2月7日(火)、高速道路から一般道の「道の駅」など休憩施設への一時退出を可能とする試行を全国3か所で今年の夏ごろから始めると発表しました。

 国内の高速道路には、休憩施設どうしの距離がおおむね25km以上離れている「空白区間」がおよそ100存在します。国土交通省はこの休憩施設の不足に対応し、良好な運転環境を実現するため、今回の試行を行うとしています。

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高速道路から、IC近くにある休憩施設への一時退出を可能とする試行のイメージ。「道の駅」の入口ではITSスポットによって対象車をチェックする(画像出典:国土交通省)。

 対象のICと「道の駅」は次の3か所です。

・関越道・高崎玉村スマートIC:道の駅「玉村宿」(群馬県玉村町)
・新東名高速・新城IC:道の駅「もっくる新城」(愛知県新城市)
・山陽道・徳山西IC:道の駅「ソレーネ周南」(山口県周南市)

 検討されている試行の内容は、ETC2.0搭載車が高速道路を降りて「道の駅」に立ち寄り、1時間以内に高速道路に戻れば、そのICで料金計算を打ち切ることなく、通しの料金で利用できるというものです。

 空白区間の半減を目指し、今後、実施状況を踏まえて追加選定が行われる予定です。

【了】

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コメント

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2件のコメント

  1. なぜETC2.0限定にする必要があるのか全く分からない。通常のETCでも対応可能のはず。
    この様な姑息な対応をしても、ETC2.0が早期に普及するわけはない。

  2. 古いETCは、対象外。ETC2.0でないと道の駅位置情報が取れないから。
    俺のETCも対象外。