「奇妙で独特だ」 NASA「ナゾの“尖った飛行機”」が“本気形態”で飛行! 異形の理由は「民間航空史の悲願」達成のため?

NASAは、2026年4月に静音超音速ジェット機「X-59」が初めて着陸装置を格納した状態で飛行したと発表しました。X-59は胴体形状が著しく細長い、ユニークな設計を特徴とします。どのような目的があるのでしょうか。

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 NASA(アメリカ航空宇宙局)は、2026年4月に静音超音速ジェット機「X-59」が初めて着陸装置を格納した状態で飛行したと発表しました。X-59は胴体形状が著しく細長い、ユニークな設計を特徴とします。どのような目的があるのでしょうか。

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NASA「X-59」(画像:NASA)。

 X-59は、NASAが設計し、ロッキード・マーチンが製作した静音超音速実験機です。通常の超音速飛行では大きな衝撃波(ソニックブーム)が発生しますが、この機体はその発生を極限まで抑え、静かに飛行することを目指しています。

 ソニックブームは大きな騒音や急激な気圧変化を伴う衝撃波を生み出すため、アメリカでは地上の住民や住宅への被害を避ける目的で、1973年に民間航空機による陸上での超音速飛行が禁止されました。この規制は50年以上にわたり継続しています。同機の研究は、アメリカ本土における超音速飛行の再解禁を促し、新たな交通インフラの実現につなげることを目的としています。独特の胴体設計も、静音超音速を実現するための試みです。

 今回のフライトは90分間におよび、着陸装置を格納した状態で飛行することによる、機体形状の性能の検証が行われたといいます。このフライトの情報をSNSで知ったユーザーはNASAの公式SNSアカウントに対して「もしかしたら、現代版のコンコルドが最終的に出てくるかもね」「うわっ、めっちゃ美しい!」「実に刺激的な仕事です」「この尖った飛行機は実に奇妙で、独特です」といったコメントを寄せています。

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