琵琶湖の西を行く「信号なしの無料バイパス」延伸で旧道が“ガラッガラ”に! 「小松拡幅」整備効果が明らかに
滋賀国道事務所が国道161号「小松拡幅」の一部区間について、開通から約半年後の整備効果を公表しました。
「小松拡幅」2.4kmの開通効果が明らかに
滋賀国道事務所は2026年7月14日、国道161号「小松拡幅」のうち、2025年11月24日に開通した大津市北小松地区(延長2.4km)の整備効果について発表しました。
国道161号は、福井県敦賀市と滋賀県大津市を結ぶ幹線道路です。JR湖西線に並行して琵琶湖の西側を通ります。大津側からだと名神高速の京都東IC直結の藤尾ランプから北へ、信号なし・通行無料のバイパス(西大津バイパス・湖西道路・志賀バイパス)が計33.2kmにわたり整備されています。
小松拡幅は、バイパス終点の大津市北小松から、さらに北の高島市勝野まで6.5km延長する事業です。このうち開通約半年での整備効果が発表になったのは、北小松側の2.4km(14工区、暫定2車線)です。事業名は「拡幅」ですが、現道に並行して新しい道路を新設。現道の渋滞ポイントである北小松交差点を避け、北小松トンネルを経て大津・高島市境の手前に至る道路となっています。
データによると、並行する国道161号の旧道の交通量は、本区間の開通後に全車で約95%、大型車に至っては約98%も減少しました。また、開通前は約5分あった北小松南交差点~国道勝野交差点間での所要時間のバラつきも、開通後は約2分に短縮。平均所要時間も開通前より3分ほど短い約9分となりました。
加えて、旧道は家屋が近接しているため見通しが悪く、大型車のすれ違いなどが危険な状況でしたが、交通量の激減に伴い、危険挙動の発生件数も半減したといいます。観光面では特に休日の旅行速度が向上。紅葉の名所として知られるメタセコイア並木では、前年の同時期(11月末~4月の休日)と比較して来訪者数が約5000人増加しました。
ちなみに国道161号については、小松拡幅よりも南側を走る湖西道路の坂本北IC~真野IC間(6.6km)も、2025年に4車線化が完了しています。こちらも開通後約半年で、京都方面へ向かう際の平均所要時間が約15分から約5分へと短縮され、混雑や渋滞が“ほぼ”解消。所要時間のバラつきも約17分から約3分へと大幅に縮まっています。





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