残りわずかYS-11、輸送機型が退役 貴重な飛ぶ姿をさらに貴重にしている理由とは?

2017年現在、国産機YS-11を運用するのは空自のみです。うち1機が5月29日に退役となり、その飛ぶ姿を見ることはますます難しくなりましたが、実は輪をかけて貴重にしている理由があります。

その飛ぶ姿はもう見られないのか?

 航空自衛隊のYS-11P退役によって、もうYS-11が飛行している姿を見ることはできなくなってしまったのかというと、実はそんなことはありません。何を隠そう自衛隊機1500機の最古参現役機は同じ1965年に製造されたYS-11なのです。

 現在航空自衛隊に残っているYS-11シリーズはすべて入間基地(埼玉県狭山市)に配備されており、飛行点検機YS-11FC、電子戦機YS-11EA、電子偵察機YS-11EBの3タイプが活躍中です。

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YS-11FC 飛行点検機、2014年入間基地航空祭にて。写真の151号機は1965年生まれの御年52歳。現役自衛隊機最長老の航空機(関 賢太郎撮影)。

 YS-11FCは航空基地などに設置された、自衛隊機ないし民間機の航行に使用する航空保安無線施設の点検を行う試験機であり、最古参機もこの機種です。また同機は、毎年11月3日の文化の日に開催される入間基地航空祭において飛行展示を実施するのが恒例行事になっています。しかしながらすでに後継機となるセスナ社製「サイテーション・ラチュード」の採用が決まっているため、退役を目前に控えている状態です。

 一方でYS-11EAとYS-11EBはかなり特殊なタイプで、航空自衛隊の公式WEBサイトにおける「主要装備」のなかにもなぜか掲載されておらず、一般メディアにもまず登場しません。そのため、航空専門誌の読者や入間基地で飛行機ウォッチングを楽しむマニア以外には、ほとんど知られていない存在です。それというのもYS-11EAとYS-11EBは、自衛隊機のなかでも特に機密度の高い任務を与えられているためです。

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コメント

3件のコメント

  1. 全世界ではあと何機残っているんだろうか。そういえば海上保安庁の退役機が航空自衛隊機の部品取りに転用されたというが、誰も大騒ぎしなかった気がする。

  2. 生まれて初めて乗った旅客機がYS-11であった。羽田で空港の端っこまでバスで連れて行かれるのも楽しかったし、タラップで乗降するのも楽しかった。今と違って飛行機という物体の存在自体がとても近いところにあった気がする。

  3. 47年前に高松から羽田空港に乗り天気は雨 高度5千メートルめちゃくちゃ揺れみんな

    悲鳴をあげるていました 機内は丸く狭くCAさんとの 距離が凄く近くて バスみたい

    いい思い出です

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