新幹線の速さ活用、新鮮野菜5方面から直送 「朝採れ新幹線マルシェ」開催 JR東日本

新幹線のスピードで、朝に採れた野菜や果物をみずみずしい状態のまま輸送、販売する取り組みを、JR東日本が行います。

新幹線で、みずみずしい状態のまま

 JR東日本が2017年6月5日(月)、新幹線を使って各地域の朝採れ野菜や果物を輸送、東京駅で販売する「朝採れ新幹線マルシェ」を実施すると発表しました。

「水分が必要な食材を、新幹線でみずみずしい状態のまま運びます」(JR東日本 事業創造本部 松﨑哲士郎副本部長)

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新幹線を使い野菜や果物を直送するイメージ(画像:JR東日本)。

 旬の朝採れ食材を5方面から集めて販売するもので、内容は以下の通りです(収穫状況によって異なる場合もあり)。

「つばさ」:サクランボ(山形県)
「なすの」:キュウリなどの野菜(福島県)、
「なすの」:ナスなどの野菜(栃木県)
「とき」:枝豆(新潟県)
「あさま」:ブルーベリー(長野県)

「朝採れ新幹線マルシェ」は東京駅丸の内地下「動輪の広場」前で、2017年7月6日(木)と7日(金)の13時から20時まで開催。到着次第順次販売で、無くなり次第、終了です。

【了】

Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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コメント

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5件のコメント

  1. 採算取れんのかな?

  2. どの車両にどのくらい乗せるのでしょうか。昔新幹線便というメール便みたいなのがあったのは知ってますか……。

  3. 田舎で採れた野菜は農協チャーターのトラックで高速で運ぶしかない。
    運転手コストが激増する中、これは拡大が難しい。さりとて道の駅で販売しても客数が限られる。
    ならば新幹線でその日に販売できるの結構いいビジネス。環境面から考えてもありだろう。
    牛乳や卵などならさらに優位性が増す。

  4. 個人的にこれはずっとやって欲しい。いいとおもう。トラックだと中間業者通したり、結局遅くなる。平日なら一車両こういうのに使った方がいいとおもうが。後は血清剤とか緊急性のあるものも今後利用すれば、

  5. 貨客混載は復活するべきだろう
    新幹線による速達性、過疎地におけるコストカットになる