西武沿線から三崎のまぐろ旅へ 「西武線発みさきまぐろきっぷ」6月17日発売
西武鉄道と京急電鉄が2017年6月17日から「西武線発 みさきまぐろきっぷ」を発売します。
池袋または高田馬場までの往復乗車券をセット
西武鉄道と京急電鉄は2017年6月15日(木)、「西武線発 みさきまぐろきっぷ」を6月17日(土)から発売すると発表しました。
京急電鉄が発売している「みさきまぐろきっぷ」は、京急線の各駅から三崎口駅(神奈川県三浦市)までの往復乗車券と、三浦・三崎エリアを走る京浜急行バス指定区間のフリー乗車券、指定店舗でまぐろ丼などの特別メニューが食べられる「まぐろ食事券」、レンタサイクルや日帰り入浴などに利用できる「レジャー施設利用券orお土産券」がセットになった企画乗車券です。
価格は品川、京急蒲田、京急川崎駅が3060円、横浜駅が2960円、上大岡駅が2850円など(いずれも大人。別に子供料金あり)。京急線の各駅(泉岳寺、三崎口を除く)で通年発売されています。きっぷは2009(平成21)年に登場。2016年度は15万7461枚も売れたヒット商品です。
池袋から湘南新宿ラインや副都心線・東横線で横浜に出てみさきまぐろきっぷを購入するのとどっちが安くなるんだ?
混んでる山手線で品川まで行って、座れないこともある快特に並ぶのが嫌だ。
しかし副都心線・東横経由にすると京急減収・新宿線対応不可という問題が出る。
西武~京急間は乗り換えの壁と混雑の問題で流動が悪い。ひいては湘南新宿や東横への流出を招いている。
そこで副都心・東横経由まぐろ切符を品川経由と同額で売る。すると京急は約100円の差益を得るが、京急はこれを機会に下りA快特最後尾車両の整理券着席制を導入する。まぐろ切符にはこの整理券をつけておく。同時に京急が横浜駅からだとで着席できない問題も解決させる。
横浜駅で着席できない問題は京急からすれば泉岳寺からの乗車を促せるメリットもあったが、そういうことをしていると湘南新宿ラインへの流出がとまらなくなる。増収して利便性も向上させる改革をしたほうがいい。