「トレインビュー」マンションは狙い目? 鉄道ファン以外にもあるメリットとは

「トレインビュー」だからこそのメリットとは?

 大崎駅(東京都品川区)の近くにあり、バルコニーから眼下に東海道新幹線と横須賀線、りんかい線、貨物線、山手線を臨むマンションの7階に住んでいた30代会社員女性は、「窓を閉め切れば遮音されたが、(普段は)うるさくて窓を開けられなかった」といいます。ですがそうした物件だからこそ、あえて選んだそうです。

「子どもが生まれたばかりで、泣いたり騒いだりしても迷惑にならない物件を探していました。『子どもお断り』という物件が多いなかで、そこは『子ども歓迎』だったのです」

 女性は「鉄道好きではありませんが」としつつ、「『ドクターイエロー』など、私でも珍しいとわかる列車が部屋からたくさん見られました」と当時を振り返ります。

 ある不動産情報サイト運営会社の幹部によると、「線路に近いことは、どちらかというとマイナスポイント」で、「トレインビュー」をうたう物件は決して多くはないそうです。しかし鉄道ファンはもちろん、選ぶ人の価値観やニーズによっては魅力になるのかもしれません。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. すぐ近くのトップルーム3fに住んでました。夜は終電以降静かで、その点道路沿いよりよかったですが、当時ブルトレの電源車がうるさかったです。今は、騒音は、少ないかもしれませんが、電車を見る楽しみは少なくなりましたね。あと、そこは、高層階でないと余り見渡せませんよ。

  2. 線路沿いは防音性能が高くないと熟睡できない
    終電後も工事用車両とかが走るから

  3. 昔埼玉県JR某線田舎駅の駅前のマンションに住んでいました。
    駅近で便利で確かにトレインビューは楽しめましたが、四六時中音がうるさい。
    幹線なので夜中でも貨物列車がバシバシ通って睡眠に影響が。
    玄関の真ん前に出発信号機があってレールの継ぎ目があり自治会でJRにロングレール化の要望を出したのですが
    絶縁の関係上ロングレール化が出来ないとの事で結局出て行くことに決めました。

  4. 某ホテルの新大阪店が東海道本線の線路っぷち。
    Web見ていて終電までは気にならなかったが、始発電車?の走行音で叩き起こされた。
    京都に行くために早く起きたかったので結果オーライだが、日常となると…
    だから、トレインビューという謳い文句には、注意してしまう。

    結果オーライと思えるのは、早朝の新大阪駅でスーパーレールカーゴが見られた\(^o^)/
    望外のオマケだった。