新型「スイフト」、マイルドがとれた本気のハイブリッドで新発売 スズキ(写真11枚)
スズキが同社の小型乗用車「スイフト」に、同社独自のハイブリッドシステムを搭載したグレードを追加し、発売しました。
スズキ独自のハイブリッドシステム搭載
スズキは2017年7月12日(水)、同社独自のハイブリッドシステムを搭載した小型乗用車、新型「スイフト HYBRID SG」「スイフト HYBRID SL」を発売しました。
2017年1月に発売された4代目「スイフト」に、「マイルド」ではないハイブリッドグレードが追加されます。
●スズキ「スイフト HYBRID SG」「スイフト HYBRID SL」のポイント
・K12C型デュアルジェットエンジンに、発電も可能な駆動用モーター(MGU)と伝達効率に優れたトランスミッションであるオートギヤシフト(AGS)を組み合わせた、軽量コンパクトで高効率なスズキ独自のパラレル方式ハイブリッドシステムを採用。
・100V高電圧リチウムイオンバッテリーを荷室床下に格納するなど、ボディーサイズ、室内空間はそのまま確保。
・走行中に蓄えた100V高電圧リチウムイオンバッテリーの電力をMGUに供給することで、モーターによるアシスト走行に加え、クリープ走行時や約60km/h以下での一定速走行時にはエンジンが自動停止し、EV走行が可能に。
・燃費は32.0km/L(JC08モード)、エコカー減税の対象車。
・走行モードとして、「標準モード」と、EV走行の頻度を高めてエコドライブをサポートする「エコモード」をスイッチひとつで切替可能。
・エコモードでは停車からの発進時、モーターによるクリープ走行が可能。
・「スイフト HYBRID SL」には、「素早い加速感とスポーティーなシフトフィールを楽しめる」というパドルシフトを標準装備。
・外観はクロームメッキ加飾付フロントグリルを、内装にはブルーの加飾を施したシフトノブやブルーイルミネーションを備えたメーターを採用。またタコメーター内に、モーターの作動状態を表示するモーターパワーメーターを採用。
・「スイフト HYBRID SL」には、単眼カメラとレーザーレーダーで前方の歩行者や車を検知して衝突時の被害を軽減する「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめとする先進安全技術や、SRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグを標準装備。ヘッドランプのハイビーム/ロービームを自動で切り替えるハイビームアシスト機能も搭載。
・駆動方式はFF。
・価格は166万8600円(税込)より。
スズキは新型「スイフト HYBRID SG」「スイフト HYBRID SL」について、「『スイフト』の持つハンドリング性能はそのままに、AGSとMGUを組み合わせることでスイフトらしい加速感のあるキビキビとした走りと、スムーズな変速フィールを実現した」とし、走行モードのひとつ「標準モード」について「レスポンス良く駆動力が発生し、加速感のあるキビキビとした走りが楽しめる」としています。
【了】
よくやった!段数ギヤでMT車の伝達効率!沢山売れて熟成できるといいね、日産のeパワーもいいが、こいつはエンジンとモーターが夫婦じゃないから何れが逝ったらただの漂流物だし、これって開発部門が上に説得力があった証だろうね、日野のプロシフトや三菱のイノマットやいすゞのスムーサー、かつてジェミニやアスカに搭載されたNAVI5などもMT車の効率を応用したATだが何とか消えないでほしいね