「ジャンボジェット」はなぜ消える? 世界を狭くしたB747旅客機、生産終了への経緯

開発計画復活、新型をリリースするも…

 一度は747の新型開発を諦めたボーイングですが、2005(平成17)年に新たな「747-8」の開発を決定します。大型機の需要が、航空機市場でまだ見込まれることと、新たに開発した787の技術を活かせばコストを掛けずに新型機が開発できるという判断でした。747-8は貨物型の8F(フレイター)と旅客型の8I(インターコンチネンタル)が開発され、2010(平成22)年には初飛行を行いました。

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羽田空港を離陸するルフトハンザの747-8I(2016年12月、石津祐介撮影)。

 8Fは日本貨物航空やキャセイパシフィックなどが、同じく貨物型である747-400Fの機材更新用として導入し、ある程度のセールスを記録しましたが、旅客型の8Iは777や787などの双発機が航空機需要を占める現在のマーケットには受入れられず、現在はルフトハンザ(ドイツ)、大韓航空、エアチャイナが運用するのみとなっています。

 そのような状況から、8Iは2016年より減産体制に入りました。軍用としては、アメリカ大統領の専用機であるエアフォースワン(747-200Bの改造型VC-25)の更新用に3機の導入が決定しており、また貨物型の需要は見込まれるものの、旅客型は2017年7月現在、受注残が2機にまでなってしまいました。このまま新たな注文が入らない限り、旅客型の747は生産が終了する可能性が大きいと言われています。

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コメント

4件のコメント

  1. ちっちゃい頃から肥満児で♪中2でジャンボと呼ばれたよ♪♪♪

  2. 古い人間だからジャンボと言うと白い滑走路と言うドラマを思い出す。

    • 田宮二郎に松坂慶子・・・でしたっけ?
      松坂慶子、綺麗だったな(*´-`)

      財前五郎といい、田宮二郎はあの手の役をやらせると一段と光を放ちますね。半分本気でやってたんじゃなかろうか。
      一方で“タイムショック”の司会ぶりは「高原へいらっしゃい」の面川清次を思わせるソフトなイメージ。
      没後まもなく40年、惜しい方を亡くしました。

    • 分かってくれて有り難う、アタシは財前五郎の愛人役の大地喜和子さんが良かった!男はつらいよ、で出演した龍野芸者の牡丹役も印象的です、ああいうドラマで何処かで旅情に飛行機が関わったりジャンボが世界を逆に広くしてくれたような気持ちですよ