バードストライク、年間1500件超!? 1羽でエンジン損傷も どう対策? 2017.09.05 乗りものニュース編集部 4 ツイート お気に入り tags: 航空, 空港, 安全 【グラフ】鳥の種類別「バードストライク」件数 2016年に飛行機へ衝突した鳥種の内訳。件数ではツバメが最多だが、機体の損傷に至るケースはトビ(タカ科)のような大型種で多い(画像:国土交通省)。 この画像の記事を読む この記事の画像をもっと見る(2枚) 1 2 3
ジェットエンジンって、空気を大量に吸い込むし、吸い込んだ空気を圧縮するためのタービンブレードがエンジン1基あたり数百枚以上ありますし、しかも毎分数万回転以上しているため、鳥どころか小石やナットが入っただけでも重大事故になりかねません(そのためロシアの戦闘機の一部には離着陸時には空気取り入れ口に蓋をして、上部にある離着陸時専用の補助空気取り入れ口を使っていますし、アメリカの空母や強襲揚陸艦では毎朝乗員が横一列になって、清掃車が吸い残した飛行甲板のゴミを手で回収してから、飛行作業を開始しています)。
一応エンジンの開発時には実際に本物の鳥の肉をエンジンに当てる、という試験をしているようですが、それでも万全というわけではないですし。
旧機構、もとい吸気口にフィルターを
ってわけにはいかんのだろうか
空気流入に悪影響出るし、整備性も悪くなりそうですし、第一、空中でフィルターがつまって空気流入が不足してエンストしたら、それこそ大惨事を引き起こしますよ。
バードさんが地道に頑張るしかないですね。