【動画】「歴史的名機」ダグラスDC-3から阪神を眺めたら 飛行高度はハルカスの少し上(画像40枚)

「歴史的名機」とされるダグラスDC-3が、世界一周の途中で来日。現代のものとは大きく異なるその飛行機から、大阪と神戸の街を眺めました。飛行高度は「あべのハルカス」のちょっと上ぐらいです。

世界一周の途中で神戸空港へ

 航空史に名を刻む飛行機が2017年5月、阪神の空を飛びました。その名は「ダグラス DC-3」です。

「現在につながる商用旅客機の草分けで、『名機』と呼ばれています」(航空ジャーナリスト 中村浩美さん)

 1935(昭和10)年に初飛行したDC-3。そのうち、現在も飛べる1機(ブライトリング DC-3)が2017年、世界一周に挑戦し、日本にも立ち寄りました。

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ダグラス DC-3。来日したのはスイスの時計メーカー、ブライトリングが維持、保存を支援している機体(2017年5月、恵 知仁撮影)。

 地上のDC-3は「お尻」が下がった状態。機内は傾いており、坂を下ることになる降機時は転倒に要注意といいます。

 DC-3は神戸空港を離陸し、大阪へ。ほどなく眼下に大阪港が広がり「USJ」、そして赤い阪神高速の港大橋が目立ちます。

 南海電車の住ノ江検車区付近で左へ旋回すると、日本一高いビル「あべのハルカス」(300m)が大きく見えてきました。機内が与圧されていないDC-3は飛行高度が低く、この日は350m程度。「ハルカス」の少し上ぐらい。そのため「大阪ドーム」など、大阪の街がよく見えます。

 再び「USJ」上空を通過し、神戸へ戻る途中。今度は「阪神」を象徴するひとつ「阪神甲子園球場」が眺められました。

 そして「神戸製鉄所」「神戸ポートタワー」を眼下に見て、離陸からおよそ30分で神戸空港へ着陸。

「クルマにたとえるなら、ステアリングが重く、トラックを運転しているようです。現代の飛行機と違ってマニュアルで人間的。機体と操縦士が一体になります」(フランシスコ・アグーロ機長)

 DC-3の世界一周はこの2017年9月、スイスで完結する予定です。

【了】

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Writer:

鉄道を中心に、飛行機や船といった「乗りもの」全般やその旅について、取材や記事制作、写真撮影、書籍執筆などを手がける。日本の鉄道はJR線、私鉄線ともすべて乗車済み(完乗)。2級小型船舶免許所持。鉄道ライター/乗りものライター。

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