「赤い羽根共同募金運動」スタート ANAらが浅草寺で街頭募金を呼びかけ

毎年恒例の「赤い羽根共同募金運動」がスタート。東京都台東区の浅草寺で、ANAの客室乗務員や芸能人らが街頭募金を呼びかけました。

昨年の募金額は181億円

 2017年10月1日(日)から始まる「赤い羽根共同募金運動」を受けて同日午前11時過ぎ、ANA(全日空)の客室乗務員や芸能人らが街頭募金を実施。会場となった東京都台東区の浅草寺には多くの人々が詰めかけました。

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募金した人に赤い羽根を着ける、俳優の田中美央さん(2017年10月1日、乗りものニュース編集部撮影)。

 1947(昭和22)年から始まり、2017年で70周年を迎えた「赤い羽根共同募金運動」はこれまで、保育所や障がい者の作業所、高齢者の在宅福祉活動などを支援。昨年の募金額は181億円を超えました。ANAは1962(昭和37)年から「赤い羽根共同募金運動」に協賛しています。

 イベントには、高木美智代厚生労働副大臣と斎藤十朗中央共同募金会会長のほか、ANA客室乗務員の廣岡映里佳さんと伊藤友里可さん、女優の竹下景子さん、NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で奥山六左衛門役を務めた田中美央さん、大相撲秋場所で殊勲賞を受賞した阿武咲関らがゲストとして参加。

 高木副大臣はあいさつで、募金活動を通して「自分の力量と意志に応じて地域を支え、支えられる社会」の実現が必要であるとうったえました。その後、各ゲストが持った募金箱に会場を訪れた多くの人々が募金を行い、ゲストから赤い羽根を着けてもらっていました。

 ANAグループは10月15日(日)まで、同グループが就航する国内50空港の出発カウンターなどに募金箱を設置。「赤い羽根共同募金運動」をサポートしていくそうです。

【了】

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