パイロットが「ピンクリボン肩章」を着ける意義とは JAL、乳がんに関する啓発活動で

JALは2004年より乳がんに関する啓発活動「ピンクリボンキャンペーン」に賛同し、毎年その活動を実施。今年からは新たにパイロットがピンクリボンの肩章を着用します。その発案者であるパイロットに経緯を聞きました。

機長に聞く、キャンペーン参加への想い

 例年、「ピンクリボンキャンペーン」においては女性スタッフがピンク色のスカーフを着用するのみでしたが、今回はこのキャンペーンに賛同したパイロットもピンクリボンをデザインした肩章を着けています。キャンペーン期間の10月中は装着するとのことで、その発案者である續(つづき)機長に話を聞きました。

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JAL運航本部 續 志郎機長。1994年入社。運航訓練部767訓練室 飛行訓練教官(2017年9月29日、石津祐介撮影)。

——パイロットもキャンペーンに積極的に参加しようと思ったきっかけはなんでしょうか?

 提案に至ったのは、ふたつの理由があります。ひとつは自分の肉親をガンで亡くしたこと。もうひとつは、私たちパイロットは安全運航が最大の責務ですが、その上でさらにお客さまや社会のためになる何かにチャレンジしたいと思ったからです。

——そのチャレンジが「ピンクリボンキャンペーン」への参加だったのでしょうか?

 私はアメリカの3大スポーツが好きでよくテレビ観戦をするのですが、この時期になると選手が皆、ピンク色のものを身に着けていることに気づきました。また海外のエアラインでは、同じように10月のこの時期になるとパイロットも「ピンクリボンキャンペーン」に参加していることを知りました。これは我々JALのパイロットもやらねばと思うようになりました。

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キャンペーンを象徴するピンクリボンをデザインした運航乗務員の肩章。
ラバーバンドをつけたパイロット。
ピンクリボンフライトを見送るパイロットたち。

——それが、あのピンクリボンの肩章だったのでしょうか?

 客室乗務員はピンク色のスカーフを巻いていますが、私たちパイロットも何かできることはないかと思うようになりました。海外の空港で見かけるパイロットのスタイルを参考に、ピンクリボンの肩章を取り入れようと思いました。

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