東京モーターショー ダイハツブース 温故知新な? ワールドプレミアとは

EVへのシフト、より鮮明に

 また、今後のクルマづくりの考え方や手法を示した「D.N.G.A.(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」の実現として、EVや自動運転にも取り組んでいくそうです。「先進技術をみんなのものに」をキーワードに、将来的には、自分で運転することが困難な高齢者がひとりで移動できるモビリティの開発に取り組むそう。近い話では、軽商用車の「ハイゼット・カーゴ」に、衝突回避システム「スマートアシストIII」を搭載し、年内にも発売する方針です。農道を走るおじいちゃんの安全に目がいく、ダイハツらしい技術採用です。

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「スマートアシストIII」が搭載される商用車「ハイゼット・カーゴ」(画像:下高井戸ユキ提供)。

 さらに、「どこでも充電できて、メンテしやすいEVはダイハツ車にマッチしやすい。ダイハツが得意とするパッケージ技術を生かして、EV開発に取り組んでいく」とのことです。

 「東京モーターショー2017」は11月5日(日)まで。ダイハツブースは、東京ビッグサイト西展示棟1階(西1ホール)です。

【了】

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Writer: 下高井戸ユキ(ライター)

コスメ系雑誌などに、インタビュー、ライフスタイル系記事を執筆。「クルマ」と、「クルマ好き」が好き。運転は苦手。

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