東京モーターショー スズキブース 海外メディアが熱視線、スズキの「ワクワク」とは(写真11枚)
ワールドプレミアのコンセプトカーに見る「ワクワク」のキーワード
見た目からもう“ワクワク”な「e-SURVIVOR」は、EVのコンパクトSUV。現行「ジムニー」や「エスクード」の先にあるモデルという位置づけでしょう。ラダーフレームと軽量コンパクトボディを組み合わせ、前後4つのモーターで駆動する、走破性も重視した新タイプの4WDです。
軽ハイトワゴンの「SPACIA CONCEPT」は、スーツケースをモチーフにしたというボディデザインと、車体色とコーディネートしたカラーパネルのインテリアが“ワクワク”な一台。低床で広い室内空間、後席両側スライドドアを備えた、使い勝手のいいモデルです。バックする時に後方障害物を検知する「後退時ブレーキサポート」を採用し、デュアルセンサーブレーキサポートと組み合わせて、クルマの前後の安全を確保。さらに、フロントドア投影式ヘッドアップディスプレイ、標識認識機能といった安心・安全機能を追加しています。
ステージ横には、大型フロントメッキグリルを備えた「SPACIA CUSTOM CONCEPT」も展示されました。
「XBEE(クロスビー)」は、パワフルな外観が“ワクワク”する、趣味性の高い小型クロスオーバーワゴン。細い道でもガンガン行けるコンパクトボディに、たっぷり荷物を詰め込めるワゴンパッケージ、ラフロードもものともしないSUVの走破性を凝縮しています。パワートレインは、996cc直列3気筒インタークーラーターボマイルドハイブリッドを搭載。ステージ上にあった「XBEE OUTDOOR ADVENTURE(クロスビー・アウトドア・アドベンチャー)」のほかに、ノーマルの「XBEE」、ストリートモデルの「XBEE STREET ADVENTURE(クロスビー・ストリート・アドベンチャー)」も用意されています。
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ブース展示の中でも、にぎやかなディスプレイで目をひいていたのが、「キャリイ軽トラいちコンセプト」。キャビンを広く取り、収納力を高めた軽トラです。特に移動販売車として使用する際には、キャビンスペースが事務所や会計場所を兼ねるためついぐちゃぐちゃに散らかりがちですが、これは使い勝手がよさそうです。
鈴木社長はこれらコンセプトカーにふれつつ、今後の技術開発の方向性として、「もっと気持ちよく」、「もっとスマートに」、そして予防安全技術「スズキ・セーフティ・サポート」に代表される「もっと安心、安全に」という、3つの取り組みを掲げました。
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