ダイハツ「ミラ・パルコ」 服飾とクルマのコラボ! バブル期地方女子はどう見た?

ダイハツ「ミラ・パルコ」の「パルコ」は、あのファッション・ビルのパルコです。なぜ、なにを狙ってファッションとクルマのコラボが実現したのでしょうか。また、ターゲットの女性にはどのように見えていたのでしょうか。

「どうせ買うならワンランク上」

 さらに、発売を記念して、当時人気が高かったシンガーソングライターのEPOさんによる「ミラ・パルコS EPOハーモニー」と銘打ったコンサートを全国14ヵ所で行ったようです。EPOさんは、今から10年ほど前にもミラのCMソングを歌われていました。

 肝心のクルマの方はというと、ボディにはロゴ入りのストライプが走り、アルミホイールにラジアル・タイヤを装着。インテリアで目をひくのは、専用ファブリックを使用した、その名も「パルコ・シート」です。それまでのクルマのシートにはない、洋服感覚のデザインが斬新でした。

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1989年に発表された、2代目「ミラ」ベース「ミラ・パルコ」のインテリア。
1991年に発表された、3代目「ミラ」ベース「ミラ・パルコ」のインテリア。
1991年に発表された、3代目「ミラ」ベース「ミラ・パルコ」のインテリア。

 さらに、1988(昭和63)年にマイナーチェンジした時には、エアコンや前席フルフラットシート、オートリバース・ステレオなどが付き、軽自動車らしからぬ豪華装備で「リッチな『ミラ』」感が強まります。価格は、Sタイプが68万5000円で、ATだとプラス4万5000円。値段だけで言えば素のトヨタ「スターレット」が買えるくらいです。「立ち食いそばでコロッケとちくわ天と卵とかきあげを全部乗せたら、天丼より高くなっちゃった」みたいな勢いを感じます。

 どうせ買うなら「普通よりちょっといい」や、「ワンランク上」を選びがちだったこの時代、その後のモデルでムーンルーフや4基のスピーカーを加え、価格が100万円を超えるものも出て、どんどん華やかに、賑やかに、売り上げを伸ばします。

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コメント

3件のコメント

  1. ダイハツだったら、ミラTR-XXが圧倒的に速いですね!

  2. 正直、CMソングの元歌を正しく歌える自信がない。たしか60年代の曲だったと記憶するが(題名度忘れ。)

  3. 西武セゾン系ってのが殊更に勢いあって憧れすら抱かれてた時代だ。

    ハイゼット・サカゼンとか言って遊んでたのが懐かしい。

    そういえばMUJI Carってあったな。

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