ダイハツ「ミラ・パルコ」 服飾とクルマのコラボ! バブル期地方女子はどう見た?

ダイハツ「ミラ・パルコ」の「パルコ」は、あのファッション・ビルのパルコです。なぜ、なにを狙ってファッションとクルマのコラボが実現したのでしょうか。また、ターゲットの女性にはどのように見えていたのでしょうか。

クルマが娯楽の時代の最高の「おしゃれ」

 賑やかといえば、数々のCMも記憶に残っています。特に、「乗ればホリデー、『ミラ・パルコ』」のフレーズが懐かしいCMソングは、現在でもプロ野球の応援歌に使われているほど。宝塚をモチーフにしたり、サイパン旅行が当たるキャンペーンで歌い踊ったりして、若い女性オーナーに強く訴求しました。

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販売価格が100万円を超えた、1991年11月発売の「ミラ・パルコ キャンバストップ」(画像:ダイハツ)

 お酒もタバコも嗜まない勤労地方女子にとって、「ミラ・パルコ」は最高の「おしゃれ」であり、最大の「娯楽」でした。移動メインの普通の軽自動車を選んでいない「わかってる」感が強かったので、クルマ好きの彼氏や彼氏の友達に肩身が狭い思いをする心配はありませんでした。しかも「ミラ・ターボ」やスズキの「アルト・ワークス」の横で、「あ、でも、私のは『ミラ・パルコ』だし」と小首をかしげる謙虚さがある、そのバランス感覚が絶妙だったのでしょう。

 現在、「ミラ」は「オトナナチュラル、オトナカジュアル」というコピーで、あの頃のユーザーとともに成長し、引き続き蜜月を進行しているようです。その後も「オプティ・パルコ」や「ムーヴ・パルコ」といった「パルコ・シリーズ」は続きましたが、「ナウでヤングなギャル」のクルマの代表は、やはり永遠に「ミラ・パルコ」なのではないでしょうか。

【了】

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コメント

3件のコメント

  1. ダイハツだったら、ミラTR-XXが圧倒的に速いですね!

  2. 正直、CMソングの元歌を正しく歌える自信がない。たしか60年代の曲だったと記憶するが(題名度忘れ。)

  3. 西武セゾン系ってのが殊更に勢いあって憧れすら抱かれてた時代だ。

    ハイゼット・サカゼンとか言って遊んでたのが懐かしい。

    そういえばMUJI Carってあったな。

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