地味にスゴい日産の「VCターボ」 エンジン100年の歴史でも特筆の「可変圧縮比」とは

量産化まで20年、今後は…?

 これまで内燃機関の進化は、おもに燃焼室のフタ(バルブ)の動かし方や、燃料の送り方が主なもの。ピストンとクランクシャフトをつなぐコンロッドの進化は、ほとんどなかったのです。

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VCターボのカットモデル(画像:日産)。

 VCターボの原理はそれほど難しいものではありません。コロンブスの卵のようなもの。とはいえ、まったく世にないものの実用化は、やはり至難の業。日産は、この技術をものにするのに20年以上かかったと言います。実際に論文は2003(平成15)年ごろから発表されており、量産型まで長い時間が必要でした。

 現在、日産のVCターボはアメリカ向けの車両だけに搭載されています。日本向けの車両への搭載は、いつになるのでしょうか。今度は、それが気になるところです。

【了】

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コメント

4件のコメント

  1. どんなにトルクフルでも悪戯するのがミッション、日本みたいにベルト式やハイブリットのCVTがエンジンの美味しいとこ取り?なんて洗脳されてる間はダメでしょうね、あれはエンジンの美味しい領域を逆に食い荒らす駄作のミッションですよ

  2. 日産は日本車を諦めかけている

  3. 技術的にはすごいのだろうけど、
    これから、全てのエンジンにモーターが付加される時代になると、
    最も効率のいい領域でエンジンを回して、
    車速はモーターで調整すればいい、ってことになってしまうと、
    現実には、あまり出番がないのかなあ、と思ってしまう。

  4. 複リンク機構による可変圧縮機構自体は各メーカでも以前から技術開発を進めていて、全く世にないものと言うのは言い過ぎと思いますが、それだけ慣性の大きな物体をエンジン内で高速回転させるデメリットと可変圧縮によるメリットを高いレベルでバランスさせたところに、電動化だけでない日産の底力を見せられたきがします 。