「赤い電車」京急に「白い電車」出現! わずか1時間限定、異例の出来事なぜ?(写真14枚)

「赤い電車」で知られる京急線に、「白い電車」が出現しました。しかも、わずか1時間限定。「京急らしさ」にこだわった新1000形電車(17次車)の新規製造にあたって、「異例」の「白い電車」が走ったといいます。

1時間だけの「白い電車」、その正体は…

京急線に約1時間限定で出現した「白い電車」、その理由とは(60秒)。

 東京と神奈川を結び、「赤い電車」で知られる京急電鉄に2017年12月14日(木)、約1時間限定で「白い電車」が走りました。

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京急線に約1時間限定で出現した「白い電車」(2017年12月14日、恵 知仁撮影)。

 この「白い電車」は、新たに製造された京急新1000形電車(17次車)。通常、鉄道車両の新車は塗装が完了してから車両製作工場より“出荷”されますが、今回は、京急の金沢八景駅(横浜市金沢区)付近にある工場(総合車両製作所〈J-TREC〉)から、塗装途中で“出荷”。京急久里浜駅(神奈川県横須賀市)付近にある京急の工場(京急ファインテック久里浜事業所)で塗装の続きをすることになりました。

 このため、金沢八景から久里浜までの約1時間、「赤い電車」の京急に、下塗りがむき出しになった塗装途中の「白い電車」が走った、というわけです。

 京急によると、工程上の都合でそうなった、とのこと。塗装途中の車両がこうして京急線を走るのは異例で、同社の記録にもこれまでなかったそうです。

 ちなみに、この新1000形17次車はステンレス車体のため、塗装する特段の必要性はありません。基本的に、鉄道車両の塗装は腐食防止が大きな目的で、ステンレスは腐食に強いからです。

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新1000形17次車の完成イメージ(画像:京急電鉄)。

 ではなぜ京急は、わざわざ塗装したのでしょうか。それは、「そのほうが京急らしいから」だそうです。

【了】

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Writer: 恵 知仁(鉄道ライター)

鉄道ライター、イラストレーター。「鉄道」や「旅」に関する執筆活動や絵本の制作を行っているほか、鉄道車両のデザインにも携わる。子供の頃からの旅鉄&撮り鉄で、日本国内の鉄道はJR・私鉄の全線に乗車済み。完乗駅はJRが稚内で、私鉄が間藤。メインは「鉄道」だが、基本的に「乗りもの」好き。

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コメント

5件のコメント

  1. “京急らしさ”を前面に押し出すなら、塗装パターンもきちんと内部ルールに則ったものに戻してくれりゃいいのにと思う。

    そもそも窓回りを白太帯にするのはオールクロスシート車だけであって、ロングシート車は窓下白細帯というのが、2000形以来の京急のルールだったのに。

  2. なんだ。側面段差ありか。残念。というか、いい加減新形式にしてほしい気もする。

  3. そこまでするなら、雨どいの張り出しや窓枠の凹凸も無くしたsustina車両の構造に変更して欲しいものです。

  4. 関係ない2100形の写真が混ざっているようです

  5. 大洗のさんふらわあも会社が変わる境に塗り替え未完成で就航してたっけかな