一般道を飛行機が横断? ボーイング787初号機、展示施設へ大移動(写真29枚)

日本初の道路を横切る大移動

 今回は、約900mの距離を約100トンの機体が移動し、道路を横断するという日本初の試みとなりました。

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翼端と建物の間隔は僅か70cm(2017年12月17日、石津祐介撮影)。

 787は駐機スペースからトーイングカーによって移動し、「ドリームリフター」の横を通り3500人のファンの前にその姿を現しました。機体はしばらく展示され、その間に撮影会も行われ、ANAのスタッフと記念撮影をする親子連れなどで賑わいました。

 その後、機体は工事中の展示場へと移動を開始。大勢のフタッフが慎重に誘導を行い、機体は無事に道路を横切り、翼端と建物のクリアランス(すきま)がわずか70cmというタイトな状況で展示場に搬入されました。

 搬入が無事に終了すると関係者からの拍手が湧き起こり、今回トーイングを担当したANA中部空港、グランドサービス部ランプサービス課の松永悟さんは「数cm単位の調整を行い、風を考慮して操作しました。自分では100点満点のトーイングができたと思います」と感想を述べました。

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「満点のトーイングが出来た」と述べた松永さん(2017年12月17日、石津祐介撮影)。

「フライト・オブ・ドリームズ」は2018年夏頃のオープンを予定しています。

【了】

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Writer: 石津祐介(ライター/写真家)

専門誌を中心に、航空機の取材、撮影を行うライター、写真家。国内外を問わず世界各地の空港やエアショーなど取材。航空機以外にも野鳥、アウトドア、旅行など幅広いジャンルの取材を行っている。

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コメント

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2件のコメント

  1. それをいうなら、昔、呉の造船所から建設中の「てつのくじら館」まで陸送された潜水艦あきしおの方がインパクト強かった気もするが。なにせ夜間とはいえ重量約2400t、全長72m全幅約10m高さ約20mの代物が解体されずに何十台もの台車に載せられて運ばれるなんて。正直見たかったくらい。

    • ちなみに公道を走行してました。