一般道を飛行機が横断? ボーイング787初号機、展示施設へ大移動(写真29枚)

ボーイング787の初号機が、中部国際空港の駐機場から展示施設へ搬入されました。見学のチケットがすぐになくなるほどの注目を集めたこのイベント、どのような内容だったのでしょうか。

ボーイング787が屋内展示へ

 2018年の夏に中部国際空港 セントレアにオープンする商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」。この施設に屋内展示されるボーイング787の初号機が2017年12月17日(日)、同空港の駐機スペースから建設中の展示施設へ搬入されました。

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一般道を横切るボーイング787(2017年12月17日、石津祐介撮影)。

 施設への搬入には787に道路を横切らせる必要があり、この移動の様子がイベントとして公開され、多くの飛行機ファンが集まりました。見学できるチケットをWebで先着順3500名に配布したところ、開始からすぐになくなるほどの人気だったといいます。

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多くのファンが集まった大移動イベント。
747LCF「ドリームリフター」と並ぶ787「ドリームライナー」。

 今回展示されるのは、ボーイング787「ドリームライナー」の飛行試験機、ZA001号機で、8年前の2009年12月15日に、アメリカ、ワシントン州のボーイング787型機の組み立て工場に隣接するペーンフィールド空港で初飛行した機体です。

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コメント

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2件のコメント

  1. それをいうなら、昔、呉の造船所から建設中の「てつのくじら館」まで陸送された潜水艦あきしおの方がインパクト強かった気もするが。なにせ夜間とはいえ重量約2400t、全長72m全幅約10m高さ約20mの代物が解体されずに何十台もの台車に載せられて運ばれるなんて。正直見たかったくらい。

    • ちなみに公道を走行してました。