JR黒磯駅構内の直流化が完了へ 切替工事で列車運休を計画

JR黒磯駅で続けられてきた電気設備改良切り換え工事が完了へ。2018年1月1日から3日にかけては、この工事に伴い列車の運休が予定されています。

2013年から駅構内直流化に着手

 2018年1月1日(月・祝)から3日(水)にかけて、JR東北本線の黒磯駅(栃木県那須塩原市)で電気設備改良切り換え工事が実施されます。これに伴い、深夜・早朝時間帯に列車の運休とバス代行輸送が行われる予定です。

 黒磯駅は1959(昭和34)年の電化以降、駅構内に設けられた交直流切替区間で直流と交流を切り替えていました。そのため、JR東日本大宮支社によると駅構内の架線(線路上に張られた電線)は特殊な設備になっており、難しい保守管理が課題になっていたとのこと。このことから、設備を簡素化し保守管理の課題を解消するために、2013年から駅構内の直流化工事に着手していました。

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JR黒磯駅構内直流化の概要(画像:JR東日本)。

 2018年1月の切り替え後は、デッドセクション(架線に電気が加圧されていない区間)が黒磯駅の仙台方に設定されます。

 工事に伴う運休の日時と区間は以下のとおりです。

●早朝時間帯の運休日時
・1日(月・祝):始発~午前7時ごろ
・2日(火):始発~午前7時30分ごろ
・3日(水):始発~午前7時30分ごろ
●早朝時間帯の運休区間
・那須塩原~黒磯~新白河間(白河発上り始発列車は白河~黒磯間で運休)

●深夜時間帯の運休日
・1日(月・祝)
・2日(火)
●深夜時間帯の運休列車
・宇都宮22時45分発・黒磯行きは矢板止まりに
・黒磯23時00分発・白河行きは全区間で運休

 列車の運休時間帯は、バスによる代行輸送が行われる予定です。

【了】

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コメント

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1件のコメント

  1. うわ、初詣客直撃?もしかして。