運転手の勘もAI化? 実験進む「AIタクシー」、利用者はより拾いやすく?

AI(人工知能)技術を駆使し、街のどこにタクシーの需要があるかを予測しながら運行するという「AIタクシー」の実験が進められています。利用者はタクシーが拾いやすくなるといいますが、どのようなものなのでしょうか。

「人の動き」を手に取るように把握!?

 西鉄グループとNTTドコモは共同で、AI(人工知能)技術でタクシーの需要予測を行うという「AIタクシー」の試験運行を、2017年1月10日(水)から開始しました。

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博多駅周辺を走るタクシーのイメージ(画像:写真AC)

 対象車両は、福岡西鉄タクシー(福岡市南区)のタクシー10台です。AIがさまざまなデータをもとに、周辺地域におけるタクシー乗車需要の変化を予測し、車内に設置されたタブレット端末の地図画面にその結果を表示、ドライバーはその予測をもとに運行するというものです。どのような仕組みなのか、NTTドコモ九州支店に話を聞きました。

――「AIタクシー」とは、どのような仕組みなのでしょうか?

 NTTドコモ携帯電話のネットワークで生成される人口統計データや、気象データ、福岡西鉄タクシーさんの運行データなどを掛け合わせ、細かく分けられたエリアごとに30分後までの需要動向を予測します。

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「AIタクシー」が試験導入される福岡西鉄タクシーの車両イメージ。導入車両を区別する表示などは行わないという(画像:西日本鉄道)。

――どのようなメリットがあるのでしょうか?

 予測データに基づき、タクシーが人の多いところに向かうので、お客様はタクシーを拾いやすくなります。一方、タクシー側は運行が効率化され、売り上げアップだけでなく燃料の節約などにもつながります。

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コメント

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3件のコメント

  1. 探し物と同じで諦めた頃やってきますからね

  2. タクシーの売上向上策も必要だが、
    運転士の能力向上も目指して欲しいところ。

    もちろん全員ではないが、
    ⚫️⚫️ホテルまで!
    はいかしこまり!
    暫く走って…
    えっとたしかこの辺で…あれ一通入れない…
    えーっと…

    観光地まで!
    かしこまり!
    暫く走って…
    お客様~あの~目的地って⚫️⚫️スーパーの角右曲がった先ですよね?
    そんなこと観光客が知るか!!!

  3. どこにAI要素があるの?
    ただのビッグデータだろ。