レゴで渋谷の街づくり 東急、小学生参加型イベントを開催(写真19枚)

出来上がったものはアレ

 パーツを組み立て始めて約1時間が経ったころ、三井さんが子どもたちに呼びかけました。「皆さん、じょじょに出来上がってきましたね。作ったものが何だか分かりますか?」。子どもたちはいっせいに答えます。「高速道路!」。橋げたから始まり、中央分離帯、道路部分を作りました。

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イベントに参加した29人の子どもたち(2018年1月28日、乗りものニュース編集部撮影)。

 いよいよ、作った高速道路をジオラマに組み込む作業です。子どもたちは各自作ったパーツを持ち寄り、三井さんがそれらをひとつずつ手に取り、ジオラマに組み込んでいきました。

 子どもたちからは「すごく楽しかったです」「最初は難しそうだったけど、作ってみたら簡単でした」といった感想が聞こえます。また、三井さんや東急の担当者へ「渋谷の街はいつぐらいに完成するんですか?」「三井さんはレゴをどれぐらい持っていますか?」と、積極的に質問する姿も見られました。「三井さんはいつまでレゴを続けますか?」という質問には、「私も気づいたら30歳になりましたが、レゴはずっと続けると思います」と笑顔の三井さん。そのやり取りに、会場は笑いに包まれました。

 会場にて、イベントに参加する8歳の息子を見守ったという東京在住の40代男性は、「私自身がレゴに興味があったので、息子を誘いました。すごく楽しそうで良かった。レゴを通して、自分の住んでいる東京の再開発に興味を持ってくれれば」といいます。

 東急電鉄の担当者は「想像以上に保護者の方々にも興味をもっていただき、うれしいです」と感想を話しました。

 午後の部は、小学校高学年の子どもたち約30人が参加し、ハチ公や車などを製作。完成したジオラマは同日夕方、渋谷ヒカリエの11階に運ばれ、常設展示されます。

【了】

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