チャリンコ=自転車のナゾ 戦後広まった俗称、それ以前は?

自転車のことを「チャリンコ」「チャリ」などと呼ぶことがありますが、どのような由来があるのでしょうか。地域独自の呼び名もあるほか、そもそも「自転車」という言葉ができる以前にも、様々な呼称がありました。

「チャリンコ」「チャリ」広まり「ママチャリ」へ

 自転車は俗に、「チャリンコ」や「チャリ」などと呼ばれます。

Large 20180211 01
「チャリンコ」「チャリ」と呼ばれるのはなぜか。写真はイメージ(画像:写真AC)

 どのような由来があるのでしょうか。自転車にまつわる歴史的な資料を収集・公開している自転車文化センター(東京都品川区)学芸員の谷田貝(やたがい)一男さんに聞きました。

――なぜ自転車は「チャリンコ」や「チャリ」などと呼ばれるのでしょうか?

「チャリンコ」の語源は、よくわかっていません。自転車ベルの「チャリンチャリン……」という音に由来する擬音語とする説、韓国語で自転車を意味する「チャジョンゴ」に由来するという説、また、『広辞苑』(岩波書店)などに載っているのですが、終戦直後の「子供のすり」に関連するという説などがあります。個人的には、ベルの擬音語という説が有力ではないかと考えています。

 時期としては、1962(昭和37)年から1963(昭和38)年ころには、東京の下町で使われていたことが確認されています。もともとは地域的な言葉だったのかもしれません。

――「ママチャリ」という言葉もありますが……?

「ママチャリ」は、「チャリンコ」「チャリ」などという言葉がかなり浸透してから出てきた呼び名です。メーカーでは「シティサイクル」などと呼びますが、日本独特のものとして現在見られる「ママチャリ」の形式ができてきたのが1970年代後半で、そのように呼ばれるようになったのは1980年代以降でしょう。

この記事の画像をもっと見る(2枚)

最新記事

コメント

1件のコメント

  1. 三河だと「けったー」だね。

記事ランキング

  1. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開
  2. 「危なすぎる!」阪神高速“中の人”がブチギレ!? “衝撃動画”とともに呼びかける「ドライバーが守るべき3つのこと」とは
  3. 「知らなかった!」SNSで話題に 高速道路の“2つ並んだ赤い三角コーン”、実は超重要な「ある合図」だった! NEXCO公式が投稿
  4. 「断固たる措置を講じる」首都高公式ブチギレ! 「公平性を著しく損なう」非常識ドライバーに“鉄槌”…一体何が?
  5. ロシアのミサイル部品工場が「大炎上」 ウクライナ軍の航空機から発射した巡航ミサイルが「直撃」か
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号