プライベートジェットはおいくら? どのような飛行機がありどのくらいの価格なのか

チャーターという選択肢のメリットは?

 実際にどのような人が利用し、またチャーターにはどのようなメリットがあるのでしょうか。朝日航洋に聞いてみました。

――チャーターはどのような人が利用するのでしょうか?

 おもに企業の経営者層で、年齢層は業種により、幅広く変化します。メーカーやIT系、商社、ショービジネスなど様々な分野のビジネスパーソンの方が利用されています。御旅行でご利用になられるお客様もいらっしゃいます。

――どのような用途の利用でしょうか?

 前出の通りビジネス利用が多く、60%から70%です。プライベートユーザーは40%から30%程度でしょうか。いずれも短時間に複数都市を周遊しお仕事や観光を完結させるなど、時間を気にせず「いつでも、どこでも、安全に」というのがこの事業の最も大きな特徴とアドバンテージです。

――チャーターするメリットはどのようなところにあるのでしょうか?

 チャーター利用は購入に比較して、廉価でビジネスジェットを利用できます。飛行機は購入しても毎年の維持費が大きく掛かるため、年中利用するのでなければチャーターのほうがコストパフォーマンスは高いです。

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朝日航洋がチャーターに利用しているセスナ社(アメリカ)の「サイテーション・ソヴリンC680」(画像:朝日航洋)

※ ※ ※

 国土交通省はビジネスジェットの受け入れ促進として、羽田空港におけるビジネスジェットの発着制限を緩和、成田空港や関西空港でも利用環境の改善が図られ、国際利用は伸びています。しかし国内におけるビジネスジェットの発着回数は、全体で見ると横ばいで推移しています。

 ビジネスジェットは、駐機費用、整備点検費、保険料などで年間2億円から3億円以上の高額な維持費がかかるといわれ、さらに日本では空港の利用料金も高く、またフライトに際し様々な制限があるため、欧米に比べるとまだまだ一般的ではないのが実情のようです。そしてチャーターを行う企業も少数です。

「ホンダジェット」のように、優れたハードが登場していることもあり、今後はより国内で利用しやすい環境作りが求められるのではないでしょうか。

【了】

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