日本初、鉄道会社がドローン撮影ツアー開催 雲海目指し秩父・三峯へ 西武

西武鉄道と西武トラベル、Dron e motionが、ドローンで雲海撮影を目指すツアーを初めて実施します。

行きの特急列車内でミニ空撮講座

 西武鉄道と西武トラベル、動画の空撮やドローン撮影ツアーなどを手掛けるDron e motionは2018年2月19日(月)、「秩父・三峯神社で絶景の雲海“撮影”を目指す!『特急レッドアロー号で行く 秩父ドローンツアー』」を開催すると発表しました。

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三峯神社からの雲海のイメージ(画像:三峯神社、西武鉄道)。

 2015年8月から開催されている「秩父・三峯神社で絶景の雲海&星空鑑賞を目指す!『夜行列車で行く 秩父絶景ツアー』」のスピンオフ企画として開催。3社によると、鉄道会社によるドローン撮影ツアーは初めてといいます。カメラの代わりにドローンで絶景を撮る「ドローン撮影ツアー」第1弾として、20歳以上で、ドローン操縦士関連民間ライセンス所有者、または空撮を楽しむ人を対象に行われます。

 ツアーの定員は20人です。3月16日(金)、池袋20時30分発の特急「ちちぶ39号」に乗車。7号車を貸し切って、ミニ空撮講座(座学)や参加者の懇親会を行いながら西武秩父駅を目指します。駅からは貸切バスで移動し、その日は三峯神社興雲閣(埼玉県秩父市)に宿泊。翌17日(土)朝5時から神社境内やその周辺で講師のレクチャーを受けながら、ドローンによる雲海の撮影を目指します。

 通常、三峯神社境内でのドローン飛行は禁止されていますが、このツアーでは特別に飛行許可を取得。境内の限定エリアでもドローンによる空撮が可能です。正午ごろに三峯神社を出発し、13時半ごろ、西武秩父駅で解散します。

 旅行代金は1人3万9800円(1人1室の場合)です。荒天などでドローン飛行が1度もできなかった場合は、1人あたり5000円が返金されます。雲海などが観測されなかった場合の返金はありません。また、ツアーの参加には、撮影条件や公開ガイドラインへの同意、損害保険証書のコピー提出などの諸条件があります。申し込み受付は西武トラベルで実施しています。

【了】

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