歴代デザイン「復活」! 京急120周年の記念列車が運行開始(写真22枚)

創立120周年を迎えた京急電鉄が大師線で記念の特別列車の運転を始めました。歴代の車両のデザインを再現したのが特徴です。

1両ごとに異なる「時代別」デザイン

「京急120年の歩み号」は、大師線などで運転されている1500形電車の4両編成1本(1521編成)を使用。歴代の京急車両で採用されたデザインを、1両ごとにラッピングで復元しました。

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木製の扉も再現された(2018年2月25日、草町義和撮影)。

 1号車は1924(大正13)年から1965(昭和40)年まで使われていたデザインで、デ51形電車をイメージしています。デ51形は鋼製の車体と木製の扉を組み合わせた「半鋼製」でしたが、「京急120年の歩み号」では木製の扉もラッピングで表現しました。

 2号車は1951(昭和26)年から1963(昭和38)年まで使われていた、赤と黄色のデザイン。500形電車などに施されていた塗装を表現しています。

 3号車は赤色をベースとして窓の下に白い帯を入れたもの。1953(昭和28)年にデビューした600形電車(初代)で初めて採用されたデザインです。ほかの車両も1963(昭和38)年までに、このデザインに統一されました。いまも1500形や2000形がこのデザインで走っています。

 4号車も赤と白の組み合わせですが、白は窓の回りも覆うようにした太い帯になっています。1978(昭和53)年に登場した800形電車で初採用され、いまも2100形などで採用されているデザインです。

 このほか、車内も「京急創立120周年までの歴史」をイメージした装飾が施されました。路線や車両の移り変わり、昔といまの駅舎の姿、歴代のポスターや昔の切符などを紹介しており、大師線沿線の幼稚園や保育園の子どもたちが描いたイラストも展示されています。

【了】

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Writer:

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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