九州産木材使用! JR九州の新・熊本支社が駅から線路高架下に移転
JR九州熊本支社が、熊本駅舎から、新幹線・在来線高架下に移転します。新・熊本支社はその一部に、九州産木材を使用したCLTパネルが採用されます。
CLT工法を一部採用
JR九州は2018年3月14日(水)、熊本駅白川口駅前広場整備事業で現駅舎部分が駅前広場として拡張されることに伴い、熊本支社が26日(月)に移転すると発表しました。
熊本支社は、現在の熊本駅白川口(在来線側)駅舎内から、新幹線・在来線の高架下に移転します。地元・熊本県産材をはじめとした九州産の木材を積極的に使用するため、新・熊本支社ではその建物の一部にCLT工法が採用されます。
CLT工法は、板材の繊維方向が直交するように交互に積層接着した厚型パネル(CLT ; Cross Laminated Timber)で空間を構成する工法です。CLT材は高い寸法安定性が得られるほか、断熱性や耐震性、遮音性などに優れているといいます。
また、環境面にも配慮し、環境省の補助事業である「木材利用による業務用施設の断熱性能効果検証事業」を活用した初の事務所になるということです。
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