廃止される「天空の駅」が模型化 JR三江線の宇都井駅、Nゲージサイズに(写真11枚)
「天空の駅」とも呼ばれているJR三江線の宇都井駅が模型に。ホームに通じる階段や周辺のトイレ、バス停などが再現されるほか、ライトアップバージョンも登場します。
階段、トイレ、バス停も再現
トミーテックは2018年3月16日(金)、模型ブランド「ジオコレ」から「駅コレクション
三江線は島根県の日本海側にある江津駅と広島県内陸部の三次駅を結ぶ、全長108.1kmの路線です。利用低迷などから2018年3月31日(土)をもって、その全区間が廃止されます。
同路線の中間地点近くにある宇都井駅(島根県邑南町)は1975(昭和50)年に開業。駅のホームや待合室は地上から116段の階段を登った先の地上20mの高さにあり、このような特徴から「天空の駅」とも呼ばれています。
トミーテックは、この宇都井駅を新シリーズ「駅コレクション」の第1弾として製品化。実在の駅をモデルにした製品は初の試みといいます。また、宇都井駅としても模型製品化は今回が初といいます。
模型は中央の階段棟を挟んだ前後2脚、計4脚分と、116段ある階段のうち外から見える110段を150分の1スケールで再現。線路道床部は約317mmあり、同じ150分の1スケールのNゲージ鉄道模型車両が2両停車できます。模型としての高さは約185mm、長さ約320mm、幅約105mmです。
駅入口近くのトイレやバス停も付属。宇都井駅の周辺をイメージした背景シートも付属しており、組み合わせることで周辺の情景も再現できます。
希望小売価格は6000円(税別)、同時発売の「ライトアップバージョン」は8000円(税別)。2018年8月から、全国の鉄道模型店、ホビー系通販サイトなどで販売される予定です。
【了】
数十年前になるけどTomixで鶴見線国道駅みたいなもの売ってたような記憶が、、、